最近また頻繁に悪夢を見ます。
今日は久しぶりに母の夢を見ました。

小学6年生頃から今よく言われているヤングケアラーのような状態だった私。
料理は嫌いではなかったし、母も仕事をしていたこともあってある日から毎日私が夕食を作っていました。

学校の帰りにスーパーに寄って、渡された千円で献立を立てて材料を買って帰り、夕食を作っていました。

掃除はあまり覚えていないけど、洗濯はしていました。

小学3年か4年生ぐらいの時は、学校に行く前に遠回りして5歳下の妹を保育園に連れて行ってました。
その時母は深夜お手伝いさんと言う形で働いていたので、朝起きた時にはいなかったんです。

それが当たり前だった私。
中学生になるとお弁当も自分で作っていました。

大人になると、水商売で生計を立てていた私を早朝起こし、お金を無心されました。


何かあるとすぐに「いいよ、死ぬから。」とか「いなくなるから。」と言われ、それ以上何も言えずにいた私。


30代になってキャパオーバーな生活を送る日々が続き、とうとう鬱病を発症してしまいました。

その時によく見ていたのがやっぱり母の夢。


「いい加減にしてよ!どうしていつもそうなの!」と母に向かって泣き叫ぶ夢でした。


今まで心の中にしまっていた我慢していた思いが溢れ出してしまったんです。


母とは今は日本の端と端で離れて暮らしています。

その方が精神的に安定していられるから。

母も高齢だし、電話で話すぐらいしか出来ないから今まであったことは過去のこと。

そう思っていたはずなのに。


小さい頃に気に入らないことがあるとつねられたり、勝手に部屋に入ってノートに書いたことを読んでいたり。

他にも人に言えないこと、やっぱり忘れることは出来ないんですよね。


久しぶりに夢から醒めて泣いてしまいました。


いつまでもこの呪縛から逃れられないのかな。


でも…。

最近歳をとって当時のことを妹と話すようになりました。

その時に言われた言葉。

「お姉ちゃんがいてくれてよかったよ。」

その一言で随分救われました。