「明日にかける橋」  10.13版 | 詩の旅

「明日にかける橋」  10.13版

「明日にかける橋」

幾千年も続いてゆけ
流れる川の如く

優しくも、虚ろではなく
燃えるとも、怒りではなく

小鳥達が旅立つ羽音に耳を澄まし
悲しみの雨に
目を背けず
鋼の心を胸の奥に

幾千年も続いてゆけ
熱き血潮の如く

遅くとも、地を踏みしめ
山あれど、迂回せず

小鳥達が旅立つ羽音に耳を澄まし
悲しみの雨に
目を背けず
鋼の心を胸の奥に

旅は、やがて未来より過去の時間
のほうが多くなる。
胸いっぱいに、息を吸い込んで
明日への橋を渡って行く。

昨日の石に躓くとも
胸いっぱいに、息を吸い込んで
明日への橋を渡って行く。









久しぶりだな、詩を書いたの。
今書きました。
旅は、まだ続く。