中高受験生の親御さんの多くは御存じだと思いますが、
中学は公立で、高校入試時に私立しかも中高一貫校へ入った場合、
大学の指定校推薦ほか評定平均が受験資格で決められている
大学入試が明らかに不利になるので、注意が必要です。
私の娘がまさにそれに該当しまして、近くに公立の進学校がなかったので、
私立中高一貫校に高校入試で入ったのですが、中学入学組はすでに
中3で高校1年の授業内容を学んでおり、高校入学組は春休みと夏休みに
補習授業で追いつかせることになっていたものの、追いつかず、
高1の成績は低迷。
その後頑張って、中の中ぐらいの成績にはなったのですが、
評定平均は高1からの成績の平均であるため、高3で指定校
推薦を狙っていたところは評定平均が足らず受験不可に
結局、一般受験で指定校推薦の大学も、それより少し偏差値が上の
大学にも合格できたのでなんだかなーって感じになりましたが、
難関私立大を指定校で目指すなら、早めに中学受験を意識して
準備したほうがいいですわ。
もちろん小学生が指定校推薦で大学に行こうなんて思っていないでしょうから、
親御さんがオープンスクールとかで早慶上理、GMARCH等に指定校枠が
あるか確かめて、子供を上手におだてて中学受験に向かわせる必要が
ありますが。(もち、金銭面で大丈夫かも考えてね)
私大では一般受験入学者数より推薦入学者数が多くなってきたのが
いいのかどうかわかりませんが、時代の変化に合わせて柔軟に
対応できる学校&生徒が行きたい大学を素早くゲットできるって
ことですな。
18年後の超少子化時代にも同じシステムが残っているのやら