コロナ禍のとき、一度話題になった大学の秋入学ですが、

東大と大阪公立大で一部本格的に導入することになったそうです。

しかも授業の公用語は英語になるそうですので、

帰国子女、留学生に有利な選択になります。

 

ただ、大学だけ秋入学秋卒業になっても、

高校以下は春入学は春卒業なので、その辺が

そろわない限り、日本人受験生のニーズには

マッチしていません。

 

正直、高校3年、大学4年というのが標準就学年数で

途中で卒業要件の単位を取得しても、全日制だと

出席日数が足らないと卒業できない制度なので

正直学制改革から始めて、必要単位数を取得できれば

卒業要件満たすとし、次に進めるようにしないとね。

 

進む国公立大の国際化 留学生獲得の鍵に秋入学、英語授業… 国内受験生のニーズは不透明(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

まあ、東大も大学+大学院で5年で卒業できるコースにしてあるので、

高卒から秋入学しても、他の大学院より半年早く卒業できるんですけど、

日本の春新卒一括採用とズレてしまうので、新入社員教育が年2回必要

とかなると教育係の仕事が増えって、正直労務費が余計にかかることに

なるのでマイナスにしかならない。

 

高校も春、夏、秋の休暇や土日利用で通信授業を受けられるようにして、2年半で

卒業できるカリキュラムにすれば問題解決だけど。

(当然共通テストは春になるけど)

 

あと、授業すべて英語にするとそれだけ英語に触れる機会が多い

生徒に有利になるので、合格者の経済格差がさらに顕著になると

思います。

 

まあ、私の卒業した放送大学は、20世紀の時代から春、秋どちらでも

入学可でした。あとは、最低4年在学しないと卒業認めないって制度を

なくしてもらえれば、秋卒業でも春卒業でもいつでも自由に大学選びが

できるので、そちらがあるべき姿かと思いますね。

 

ではまた。

 

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