理系を目指す高校生に、また私立理系大学に在学中の
学生さんたちに伝えておきたいのは、大学院を視野に入れた
選択をしてほしいということです。
大学院進学を考慮した本当の理系大学の序列(2022年、ダイヤモンド社)
を見てみると、
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上記図では、国公立では大学院進学率30%を切るところはありませんが、
明治、立教、法政、関大、3工大(芝浦除く)は30%切りです。
国立で最底辺ランクの偏差値、室蘭工業大学と比較すると
室蘭工業大学→大学院進学率40%超え、
大手企業就職率は、明治や立教には及ばないものの、上記その他の大学と同等
でした。
ちなみに九州工業大学と比較すると、
九州工業大学→大学院進学率60%超え
早稲田大学を除く、全ての私立大学が60%未満で九工大の圧勝!
何が言いたいかというと、就職の実情は
①理系で研究職に就きたい場合は、大学院卒じゃないとかなり厳しい
②大学院卒と学卒で給料、待遇で差がつくことが多い
③海外では大学院卒以上でないと研究者と認めないところが多い
④学卒だとやはり4年生の1年しか研究できないので経験が浅いと判断される
例え、学卒で大手に就職できても技術営業とかに配属されることが
あるので、自分に向いているかも含めて選択を良く考えてほしいと
いうことですわ。
なので、知名度が低い下位国公立大学理系でも
大学院進学率や大手企業就職率ではMARCHや関関同立
より優っているところがあるってことを知っておいて、
大学選びを慎重に決めて頂ければ幸いです。
ではまた。