旅行の3日目の日曜日は
夫さんの元同僚の方がウィーン市内を案内してくれることに
主要なスポットは行ったことがあるとお伝えしたところ
普段の生活に沿ったところに連れて行ってくれました
丘の上のカフェでの朝ご飯からスタート
4月末でまだ少し肌寒かったけれど
お天気が良いので外席に通してもらいました
最初はMelange☕️
要はカプチーノとほぼ一緒だそうですが
ウィーンではMelange(メラーシュと聞こえた)と言うらしい
良いお天気
アボカドのオープンサンドを
ホーフブルグ王宮の裏
王宮の温室だったところを利用したカフェ
こういうところでビジネスチャットもするらしい
シュテファン大聖堂の前に作られたモダン建築
景観を壊すと大論争になったそう
一応シュテファン大聖堂(指が入った)
中は荘厳な雰囲気で空気がすっと澄んでる
旧ドイツ軍の監視塔兼要塞が市内にデンと聳えていました
市内に四ヶ所あるそう
コンクリートが厚すぎて壊せず
今は水族館とレストランにリフォーム
ドイツ軍駐留当時の写真がありました
眺めがいいとのことで展望レストランに寄ってみることに
確かに気分が良い
食事はいまいちとのことで
ワイン(とフライドポテト)だけいただきました
車で市内をあちこち走ってくれて
お友達が通っていた大学、大学院、
旧駅舎を改造したイベント施設、
などなどを案内してもらいました
お友達はここまで
ありがとうございました
夕食まで少し時間があったので2度目ですがベルベデーレの美術館へ
オーストリアといえばクリムト
いろいろな年齢でのクリムト作品があり
少しづつ作風や題材がかわっていった様子が見て取れました
未完成品も多い印象
そういえばニューヨークにもオーストリア美術館があったな
そしてウィーン3日目はホテル近くの地元料理レストランへ
一品づつメインになるものをオーダーしてシェアしました
こちら一応サラダ
鶏のフライが乗っているのでこれだけでも十分お食事になります
牛肉のフィレウィーン風
焼いたりんごが添えられていました
肉肉しくて美味しかった
お店の雰囲気も良くて
老夫婦がちょっとオシャレしてデートしてたり
そういうのがサマになりますよね
戦中の建物がそのまま残っているのは
ちょっとショッキングでした
前回は美術館や旧市街まわりに忙しく
全く気づかなかったので
ご案内してもらって良かった
第二次世界大戦後ウィーンもベルリンと同様に
四カ国による分割統治されていたそう
それも全然知らなかった
ただベルリンのように遮る壁はなかったのと
わりとすぐにオーストリアに返還されたそうで
市民・国民の分断はそれほど深刻ではなかったよう
同盟国だったとはいえ
ヨーロッパで見る戦争の爪痕は
日本で感じるものとまた別の形です
ごちそうさまでした
2024年4月28日