ヴァチカンDay
ヴァチカン博物館の所蔵はすさまじい
寄付・寄贈も多いのでしょうが
歴代の教皇のコレクションでもあり
お金あるなぁぁぁと思ってしまいます
世界で一番お金持ちのNPOらしいですからね
ちなみに二番目はハーバードらしい
ラファエロ
地図のギャラリー
ゴッホの宗教がは珍しい気がする
ラファエロの間
ローマには巨匠たちの名画が無数にありますが
美術館ではなく教会の壁画にあるのも特徴
考えてみればあたりまえだけど改めてローマの特別さを感じます
写真は禁止でしたが、システィーナ礼拝堂は噂通り圧巻でした
ボッティチェリや
ヴァチカン美術館だけで5時間もかかってしまいました💦
遅いお昼となったこの日は
ヴァチカン市国の壁の外側にあるTake outのパスタ屋さん
ものすごい行列ができていたので気になって
左がローマのティピカルパスタ ペコリーノとペッパー
右が黒トリュフのパスタ
行列が長かったわりにまぁ普通かな
でもそれぞれ€7と大変お安かったし
想像よりしっかりとトリュフの香りがたっていたからOK
午後はサン・ピエトロ大聖堂へ
お馴染みのベルニーニ設計のサン・ピエトロ広場
ここがこれまでヨーロッパで見てきた
数々のカトリック教会の総本山であり
歴史上および現在の揉め事の中心の一つだと想像すると
なんとも感慨無量でした
その是非を問わず
たくさんの人々の想いが蠢いているような
サンタンジェロ城は外からだけ眺めます
ここも数々の歴史の舞台になってきています
新婚生活の場にした人、立て籠った人、
元々はお墓なのにその後宮殿やら城塞やら、
全く違うものに再利用するのが西洋の面白さですよね
店内にはビンテージ風のおもちゃがあちらこちらに。
テーブル席にもミニカーが置いてありました🚗
このうちの一つはMade in Malaysia🇲🇾
珍しいな
今日はお昼も遅かったので
メインを一品づつとお野菜をシェアすることに
Still waterをお願いするとPannaが多いですね。
ローマはLazio州なのでLazioのワインを🍷
甘味と酸味がほんのりと効いていて
カジュアルな雰囲気のなかなかよいかんじ
イタリアの他の地域では、地元のワインとお食事への贔屓が明らかですが😂
ローマは都会なのでそういうのはないようです
ここはシンプルパンが一種類
イタリアはソースがメインだからね(←勝手にそう解釈してます)
一つはローマ名物トリッパ
トリッパはそんなに得意じゃないのですが
やっぱり本場でいただくと素晴らしく美味しい
(プラシーボか?)
お肉のジューシーさがあって臭みなんてゼロ
お野菜はサラダかと思ったらたっぷりとしたバターソテー
もう一品は忘れてしまいましたがポークだったはず
トマトソースがお店ごとに少しづつ違うけれど
イタリアではどこでも天才的に美味しいと思う
お店では常連客と思われるローカルのおっさんグループが
ディナーをしながら議論していました
一昔前の日本と同じで
イタリア人っておっさん同士で飲みに行くのが結構好きらしい
ある意味保守的な部分を色濃く残していると言えるのかも
繰り返しになりますが
ヨーロッパ中に張り巡らされた大聖堂と司教座が
すべてこの場所に繋がっているのだと思うと
その偉大さに感じ入ってしまう日でした
信仰と歴史、崇拝と腐敗、権力と財力、尊敬と恨み、戦争と平和などなど
人間の濃い部分が煮詰まっていて
だからこそ芸術が研ぎ澄まされるのだろうと思わずにはいられません
卒業旅行でのローマは
お手軽デイツアーに参加しただけだったため
ヴァチカン市国はサン・ピエトロ広場に立ち寄るのみでした
それだけで来たつもりになっていたのが
いかに勿体ないことだったのか
20数年を経てやっと気づいた一日でした
ごちそうさまでした🐮
2024年1月25日