二十数年前のことです。

保育士の仕事をはじめて経験年数が増えると、

少し責任のあることを任されることも出てきます。


例えば、行事の進行やまとめ役などですが。

(できればやりたくないというのが当時の私の本音でした。なにせ、人前が苦手あせる


なにか役についたときに、私がまずしていたことは、最悪の想定でした(おいおい大丈夫か滝汗あせる


これをしておけば、仮に最悪な事態になったとしても想定内なので、わたし的にはセーフ(になるのか?)


何事もなくスムーズにことが済めばそれはそれでよしっ!といった具合になります。



当時は、そうして自分の心のバランスをとっていたんでしょうが、このバランスのとり方はなかなかしんどいですよねあせる


けど、当時の私はそれがやめられなかったんです。

繰り返し、最悪なケースを想像することで安心感を得ていた。

最悪が安心感に繋がるって、よく考えたら変な話ですが。

(そして、それと同じくらいタラレバな想像や妄想もなかなかやめられなかったのですが、それはまた別の機会に)



今は、仕事より家族のことで、ときどき当時と似た感覚になることがあります。

だいたい自分の体調とか気持ちとか自分の状態が落ちているときになりやすかったりします。あとは、やることに追われていたり、ストレス過多のときも。


そういう状態の時、私は未来の不安を先取りしやすいのかもしれません。

(保育士時代は仕事内容や人間関係にストレスを感じることも多かったような)


ストレスを感じているところにさらなるストレスで自分の心が折れないように、未来の最悪のケースという不安を先取って、安心感を得ていた私。(ある意味で当時の私にとっては予防線をはる行為でもあったのかもしれません)



今は、この感覚になると、あー以前の感覚になってるなぁーと少し客観的に自分をみることが増えました。

今も不安の先取りをしてしまうことはありますが、当時のようにいつまでも繰り返すことは減りました。


もうひとつ変わったことは、“今”に気持ちをもどすようなアプローチの仕方を知ったことです。

ゆっくり深呼吸したり、体を動かしてみたりいろいろ試しています。


また、おすすめな方法があれば、ブログに書いていきたいと思います!




ここまでお付き合い、ありがとうございましたチューリップ赤