今回のテーマは H型の路線
一言でいうと 三叉路と三叉路の路線がつながっている場合についてです。
具体的な路線のイメージでいうと 真ん中の路線が北上線 小湊鉄道・いすみ鉄道 大糸線 伊賀鉄道 木次線 徳島線 久大本線 みたいな形で周りの路線とつながってる路線です。
長い区間や短い区間 いろいろありますが
このような路線の何が厄介かというと 普通に乗り倒すと「必ず2回乗らないといけない区間がある」という点です。
真ん中の路線が短い路線の場合ならなんとでもなりますが 木次線や小湊・いすみ鉄道のような真ん中も両端も長い路線の時は もう一度帰ってくる場合もとても大変な手間です。
というわけでここではどんな方法で時間を節約できるかをまとめてみたいと思います。
1,両端の路線からレーダーを使う
二度手間になるならそもそも乗らなきゃいいじゃない という方法。
これが可能なのは真ん中の路線が比較的短い場合か真ん中の路線にまわりの路線が近くにある場合に可能になります。
前者のパターンだと 伊賀鉄道 大多線 名鉄豊川線 京丹後鉄道宮舞線 唐津線 松浦鉄道有田~伊万里間
後者のパターンは小湊・いすみ鉄道 井原鉄道 琴電琴平線 伊予鉄道郡中線 日田彦山線
などあちこちにあります。
入り組んでいる区間はメインとなる路線以外はレーダーで打つくらいの気持ちでいれば
効率よく回れるかもしれません。
2,真ん中の路線に途中まで乗って折り返してそのまま移動する
一言でいうと「疑似盲腸線」を作って移動する方法。
その際両側からレーダーを使えばかなりの手前の区間で引き返すことができるので
時間のロスが非常に少なく駅制覇が可能になります。
この方法のメリットは 重複する区間が真ん中の路線の一部だけですむこと
真ん中の赤丸の駅は 折り返しの電車がすぐ来るところで待てるので待機時間が短い
という 効率よいプレイができます。
私自身もこのやり方であちこちの路線で 時間の節約をしておりますし
三江線なんかもこのやり方で紹介をしております。
ちょっとイメージしずらいやり方かもしれませんが理解できると東北や中国地方で少し楽に移動できるようになります。
過去に渡した体験したパターン1 釜石線
途中でターン 花巻12:05→遠野13:04 遠野13:08→花巻14:10
全区間乗車 花巻12:05→釜石13:58 釜石14:18→花巻16:05
遠野駅でレーダーを使って取れるだけ駅を取って引き返せば
全区間乗って引き返すより約2時間の節約できて 三陸鉄道側は一気に乗りとおすことができます。
過去に渡した体験したパターン2 木次線
途中でターン 宍道11:18→南大東 11:47 南大東11:58→宍道12:18(備後落合ででレーダー使用)
全区間乗車 宍道11:18→備後落合14:25(どこに行くにしてももう1回備後落合に来る必要がある)
木次線で移動途中亀嵩駅までレーダーで取って途中で折り返せば
・備後落合に1回だけ行けばよくなる。
・全区間乗るためには1日3便しかないが木次どまりで折り返す本数は倍以上あるので予定が組みやすくなる。
・当然時間も節約できる。
というメリットがたくさんあります。
全国あちこちにこのパターンの接続路線はありますし、場合によっては4方向につながってる路線のうち2路線にこの技を仕掛けてみるなどのバリエーションもあったりするので いろいろ試してみてください。
3,1と2を併用して別の路線や交通機関を利用する。
別の交通機関や路線からレーダーなどで駅を取れるだけ取って 残された区間を疑似盲腸線として乗ったりアイテムで取ってしまう方法です。
言葉で言われてもピンとこないと思うので 具体例で説明させてもらうことにします。
実際に可能な路線1 水郡線
水郡線は 郡山寄りの駅は東北本線から18駅アタックでレーダーで頑張れば
郡山~磐城塙までは届けられます。(豊原~黒田原間あたり)
そして 南部は上小川駅まで行けば 磐城石井駅までレーダーで取ることが可能になります。
ここまでくれば全区間に乗る方が楽という可能性もありますが、
福島まで攻めるより今回は茨城を集中的に取りたい
郡山まで出るとさらなる予定を組むのが大変
みたいな場合は上小川あたりで折り返すという方法もありかもしれません。
実際に時間を節約した路線2 三江線
こちらは三江線の項目を参照していただければよくわかるのですが
文字通り1と2を併用して路線を制覇しております。
わかりやすいのでこちらの路線を紹介しておきます。
というわけで今回は両端が三叉路の路線の紹介をしていきました。
一般的には下のような方法で制覇することも多いと多いますが
ロスが多い と個人的には思っているので もし参考になるなら利用していただければと思います。