駅メモを攻略する時 普通に全区間乗って制覇するタイプと

ありとあらゆる手段を使って時間やお金を節約するタイプの人がいると思います。

ちなみに私は後者のタイプで お金も時間もないので最小の時間で最大の効果を得られるように今まで実践してきたことを書き込んでおきます

 

というわけで今回のテーマは 盲腸線

盲腸線とは一言でいうと「終点から別の鉄道の路線へ乗り継ぎができない路線」で

長い路線だと「宗谷本線」や「指宿枕崎線」のように分かりやすい日本の末端にある路線など

短い路線だと「東海道線の大垣ー美濃赤坂間」や香椎線のように両末端が盲腸線になっているような区間もありますし 地下鉄のほとんどの末端が盲腸線です。

このような線形の場合 どのように攻略する方法があるかをメリット・デメリットなど

書き込んでおこうと思います。

 

1,全区間周りからレーダーを使う

レーダーを使ってそもそも盲腸線を乗る時間をカットする方法。

基本的に盲腸線は行って戻ってこなければいけません。

そのために1回全区間乗れば制覇できるのに 2回乗らないといけなくなります。

時間もかかるし交通費も倍かかるなら「そもそも乗らなきゃ節約できる!」という方法です。

この方法が取れる前提として

・盲腸線の全区間が別の路線から離れていないこと があります。

当然ですが日高本線の様似方面や 大井川鉄道井川方面は 接近している別路線の鉄道はありません。

これが可能な路線は 全区間が周りの路線でレーダーが届く駅が並んでるところになります。

 

おすすめの路線1 つくばエクスプレス

つくばエクスプレスは 秋葉原~つくばを走ってる路線ですが 快速で片道約45分 1210円かかります。 この区間を全区間レーダーで取ってしまえば2時間弱と2400円が節約できることになります。

つくばEX単独で存在してる駅は13なのでレーダー13個で2時間と2400円が浮く費用対効果はでかいです。

常磐線・関東鉄道・武蔵野線・東武野田線などからコツコツレーダーを撃てばあっという間に制覇できます。

 

おすすめの路線2 由利高原鉄道

由利高原鉄道は 由利本荘~矢島を走る路線ですが 実は全区間が羽越本線沿いからレーダーで取れます。 片道40分 610円の区間なので レーダーで取れば80分 1220円が節約できますが それ以上に大きいのは そもそも羽越本線は本数が少ないので 電車の乗り継ぎの時間のロスがなくなること。

特急で移動してる場合は 特急券を買いなおす必要がなくなるというメリットがあります。

単純に往復節約できるという効果より大きなメリットがあるのでお勧めです。

 

その他の可能な路線

江差線・津軽線・弘南鉄道・岩泉線・フラワー長井線・真岡鉄道・上信電鉄・ひたちなか海浜鉄道・秩父鉄道・箱根登山鉄道・弥彦線・のと鉄道・上田電鉄・名松線・桜島線・北条鉄道・紀州鉄道・倉吉線・水島臨海鉄道・筑豊本線折尾~若松間・熊本電鉄・南阿蘇鉄道 など多数

 

2,途中まで乗って末端をレーダーで取る

途中までは電車に乗るけど途中駅から終点まではレーダーで取る方法。

短い盲腸線は「1」の方法で取れることが多いですが この方法はそこそこ長い路線でそれなりに本数がある路線で有効になります。

この方法のメリットは 終点まで行って戻ってくるよりも「交通費が節約できる」という点。

そして「早く起点駅に戻ってくることができる」という2つのメリットがあります。

交通費の節約は 終点まで行くより途中駅で戻ってくる方が切符代が節約できるというわかりやすいメリットですが 早く戻ってくることができる という点は

折り返してくる電車に乗ることができれば 普通に終点で折り返すより1本早い電車で戻ってくる可能性がある というメリットがあります。

かりに終点まで行った場合と同じ電車になったとしても 交通費だけは節約できるので

それなりにメリットはあります。

 

おすすめの路線1 青梅線 青梅~奥多摩区間(平日)

通常時    青梅10:47→奥多摩11:35 奥多摩11:44→青海12:19

沢井折り返し 青梅10:47→沢井 11:11 沢井 11:20→青梅11:34

みんな大好き青梅線末端部で試した場合レーダー6個で45分節約することが可能になります。

交通費は おそらく皆さん18きっぷや休日おでかけパスなどを利用すると思うのであえて省略します。

 

おすすめの路線2 豊橋鉄道渥美線

通常時    新豊橋10:00→三河田原10:35 三河田原10:47→新豊橋11:22(片道370円)

老津折り返し 新豊橋10:00→老津  10:21 老津  10:29→新豊橋11:52(片道550円)

レーダー5個で 360円と30分が節約できます。

遠征時に末端区間で30分を数か所重ねるだけで相当の時間が浮くことになります。

 

おすすめの路線3 島原鉄道

通常時     諫早 0925→島原港 10:42 島原港 11:05→諫早12:19(片道1540円)

多比良折り返し 諫早 0925→多比良 10:15 多比良 10:30→諫早11:19(片道1140円)

レーダー8個で800円と1時間が節約できます。

九州遠征の時 1時間節約出来たら相当余裕ができるので予定が立てやすくなります。

 

このような形で盲腸線の末端部ほとんどの駅で可能なので コツコツ重ねれば大きく時間が節約できます。

 

3,別の交通機関を使って片道だけ全区間乗る

往復同じ路線に乗るなら違う方法を使って別のところへ戻ろうという作戦。

スケールの大きな方法になると九頭竜湖から北濃まで歩くという極論などもこの手段ですが、そんな特殊な例はさておき 普通に考えるとバスかフェリーなどになります。

バスなどを含めるとさすがに全国を把握しているわけではないので具体的にあげづらいですが

街中の地下鉄の末端部で バスやシェアサイクルで別の地下鉄の路線の終点に移動するパターン。

志布志駅からフェリーで関西に移動するかバスで鹿児島市内に戻る方法。

横川駅ー軽井沢駅をバスで移動して信越本線廃止区間を移動する方法。

七尾駅ー氷見駅をバスで移動して 能登半島を一筆書き移動する方法。

枕崎駅ー鹿児島駅を片道バスに乗り時間の節約をする方法。

奈半利駅ー甲浦駅をDMVなどで移動する方法。

稚内と札幌を高速バスで移動して留萌本線を獲得する方法。

いろんな方法があるので うまく予定が立たないときはバスなども考えると予定が建てられることがあるかもしれません。

 

4,全区間往復で乗り倒す

基本的に普通にプレイする人は当然この方法になります。

全路線全区間乗ることを目的にしている人は当然この選択肢以外はあり得ません。

(しいて言うなら3もありえますが)

そしてこの方法を選ぶしかない路線も少なからずあります。

 

根室本線 根室ー釧路は 浜中駅まで行けばレーダーが根室に届きますが、

結局ここで降りても根室で降りても同じ電車で釧路に戻ることになりますし、

それならせっかくなので根室に行きたいという人がほとんどだと思います。

本数の少ない長大路線の末端区間がこの条件に当てはまることになります。

 

 

今回は、盲腸線をどうやって効率よく獲得できるか?をまとめてみました。

もし 参考になるということでしたら 他のパターンでもまとめてみたいと思います。

全区間乗り倒す! という人には参考にならないまとめでしたが

こんな方法もある ということで見てもらえたら と思います。