後遺症から見る、脾臓の働きについて | guuのブログ

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前回、全身倦怠感とリンパについて記事にしましたが




今日は免疫と関わりのある「脾臓」の働きについてご紹介ですメモニコニコ


記事より


脾臓から肝臓への信号が全身性炎症を制御している

Spleen-to-Liver Signals Control Systemic Inflammation
The Scientist 2021/04/29

確立された医学的定説では、これまで、脾臓は、敗血症で見られる一種のシステム全体の炎症を引き起こす腫瘍壊死因子(TNF)と呼ばれる炎症誘発性サイトカインの主要な供給源だと考えられていた。しかし、そうではなく、脾臓は炎症誘発性サイトカインをコントロールしているものだった。

サイエンス・シグナリング (Science Signaling)に掲載された論文によると、ラットの肝臓と肺は、脾臓よりも多くの腫瘍壊死因子を産生するが、しかし、脾臓が肝臓の最上位の調整役であり、脾臓は、脂質シグナルを介して、他の臓器に対して「どれだけの腫瘍壊死因子を作るか」について指示していることがわかったのだ。

これは、脾臓が肝臓でのサイトカイン TNFの産生を増強することを報告している非常に興味深い内容だ。そして、臓器間のコミュニケーションと生理学的相互作用の複雑なメカニズムを示してもいる。

脾臓は、体内で最も評価されていない臓器の 1つである可能性があり、これまで知られている役割としては、古くなり損傷した赤血球を一掃し、鉄をリサイクルし、新しい赤血球のストックを準備しておくという、事務管理人のような控え目なタスクの実行をおこなうとされてきた。実際、脾臓がなくても普通に生きることも可能だ。

しかし、今回の研究の発見により、(病原体などの)感染時には、この脾臓の状態には、より高い注意が必要となるだろう。脾臓は、血液中の病原体を検出し、免疫細胞とそれらと戦う抗体を生成する。

脾臓は、全身感染時の重要な炎症誘発性サイトカインである腫瘍壊死因子の最大の供給源として長い間考えられきた。しかし、サンパウロ大学の神経免疫学者アレクサンドル・シュタイナー博士とそのチームは、実際にはそうではなく、脾臓は、その「指示」を出していることを見出した。

シュタイナー博士は、脾臓が体の周りの他の臓器に信号を送って腫瘍壊死因子を産生する可能性があると推論した。

したがって、脾臓がなくなると、サイトカインである TNFを他の臓器に産生させる信号もなくなる。


 

ここまでです。

実際には、ここから実験のさらなる詳細が書かれるのですが、ちょっと専門的すぎて、むしろわかりにくくなりますので一部割愛していますが、重要なのは、記事の最後半の以下のふたつの部分です。

ザ・サイエンティストの記事より

米ヴァンダービルト大学の免疫学者ヘンリク・セレナジ博士は、この研究について以下のように語る。「この調査結果は、脾臓と肝臓の間の通信メカニズムを描写することによって、感染症と非感染症を治療するための新しい治療の機会を解き放っています」

さらには、以下に続きます。

ザ・サイエンティストの記事より

シュタイナー博士は、「免疫応答は両刃の剣である」ため、治療が切実に必要とされている、と述べる。一方では、TNFを含むサイトカインシグナルは、侵入する病原体に対する迅速で強力な応答に不可欠だが、応答が長すぎると、宿主に損傷を与える可能性がある。

過剰な免疫応答である敗血症は、毎年世界中で何百万もの死の原因となっているとシュタイナー博士は言う。

博士の究極の希望は、そのような応答を調節する重要な分子を知ることにより、研究者が、免疫応答を微調整するための医薬品を開発できるようになることだ。

この論文で言っていることは、肝臓などもサイトカインを作り出しているけれど、「その全体の応答の調整をしているのが脾臓」だということだと思われます。

このサイトカイン信号は、シュタイナー博士が言う言葉をお借りするなら、

> 侵入する病原体に対する迅速で強力な応答に不可欠

ではあるけれど、

> 応答が長すぎると、宿主に損傷を与える可能性がある

ということで、これについてはサイトカインストームという言葉などもありますが、定義はともかく、人間の免疫応答の支配者が脾臓だったことになります。

このようなことから、

「この脾臓の状態のバランスが破壊されたら?」

ということも考えます。

たとえば、脾臓が何か異常な状態になったとすると、今回の論文から考えますと、以下のどちらかに近い状態がもたらされる可能性があります。

「病原体に応答しない」 (感染症などになりやすい)

「病原体に応答しすぎる」 (過剰あるいは異常な免疫反応での疾患)

先日の記事「脾臓とワクチン…」でご紹介しましたマサチューセッツ工科大学の論文には、

> 最も高い mRNA濃度レベルを示したのは脾臓と肝臓だった。

という、今回の論文で「免疫応答の主役」となっている脾臓と肝臓のふたつに最も濃い濃度のワクチンからの mRNA が検出されているということがありました。

あと、mRNAワクチンは体内にスパイクタンパク質を作るわけですが、そのスパイクタンパク質は「脾臓をはじめ、あらゆる臓器に蓄積される」ことが、ネイチャーに発表された論文に記されています。

この論文に関しては、以下の記事で取りあげています。

血管に注入された新型コロナのスパイクタンパク質は、脳のバリア「血液脳関門」を簡単に通過し脳全体に広がることを知った日に、100年前のシュタイナーの「アーリマンに関する会議」の議事録を読めました
投稿日:2021年2月11日

ここでは、以下の部分を抜粋しています。

2020年12月16日のネイチャーの論文より

新型コロナウイルスは、スパイクタンパク質の S1サブユニットを介して細胞に結合する。静脈内注射された放射性ヨウ素化 S1(スパイクタンパク質)は、雄マウスの血液脳関門を容易に通過し、脳領域に取り込まれ、実際の脳空間に入ったことが示された。

新型コロナウイルスのスパイクタンパク質は、肺、脾臓、腎臓、肝臓にも取り込まれた。Nature Neuroscience

なお、この論文にあるグラフでは、各臓器に、スパイクタンパク質が時間の経過と共に蓄積していく様子が示されています。

以下は、「スパイクタンパク質は血液から除去され、末梢組織に取り込まれる」というセクションにあるグラフで、各臓器が示されているのですけれど、脾臓と脳は、以下のようになります。

グラフが、右斜め上に上がっていくというのは、時間と共に検出量が多くなっていることを示します。


Nature Neuroscience

これらの蓄積されたスパイクタンパク質が、脳や脾臓や肝臓で「分解されたり消滅したりするのか」ということについては、論文には以下のようにあります。

> スパイクタンパク質自体が分解されるかどうかは明らかではない。

 

結局、今回の記事を書きたかった主旨というか懸念は、以下のようなことになると思われます。

・ワクチンの mRNA がヒト遺伝子に統合される可能性(過去記事

・その mRNAは、体内でスパイクタンパク質を作る指示を出す

・仮に遺伝子に統合された場合、長期的にその指示が存在し続けるかもしれない

・作られるスパイクタンパク質は、脳や脾臓を含めた全身に行きわたることがわかっている

・では、その影響は?

ということで、さらに、今回は脾臓が免疫応答をコントロールしていることがわかったわけですので、「脾臓への影響と、その結果は?」ということを知りたいということなのかもしれません。

なお、3月にこちらの記事で取りあげさせていただきました、ドイツ・マインツ大学のスチャリット・バクディ教授という方が、欧州医薬品庁に送った「ワクチンの安全性の懸念についての緊急公開書簡」をご紹介していますが、その中のひとつに以下のような項目があります。

スチャリット・バクディ教授の緊急公開書簡より

これが血小板数の減少、血中 D-ダイマー (血液検査において血栓症の判定に使われる物質)の出現、および脳、脊髄、心臓を含む全身の無数の虚血性病変につながることが想定されなければなりません。 indeep.jp

このバクディ教授の言うような「すべての臓器を含めた全身の虚血性病変」の懸念があるのだとすれば、脾臓も安全ではないということになるのかもしれません。

そういえば、今回ご紹介したサンパウロ大学の科学者もシュタイナーというお名前でしたが、脾臓と免疫応答の発見を知りまして、ルドルフ・シュタイナーのほうのシュタイナーさんの脾臓に対しての認識も間違っていなかったことを今知ります。

以下は、ルドルフ・シュタイナーの創唱した「人智学」の見識に基づく人智医学看護に関する海外のページからで、脾臓の役割は以下のように書かれています。

人智医学看護ページより

脾臓

脾臓は、循環血液中の病原体やアレルゲンに対抗するための最も強力な浄化力を生み出します。同時に、それは古い血球を排除し、それによって継続的に血液を更新します。

医学的適応
・感染に対する強い感受性
・食物不耐性とアレルギー
・中毒(例、アルコール依存症)

Vademecum

なお、中国伝統医学 (TCM)では、また脾臓は異なる見方をされているようです。海外の中国伝統医学のページでは、

> 脾臓は、生命にとって不可欠な物質である「気」の生産地である

と書かれていました。

意味は異なるながらも、中国伝統医学でも重要なもののようです。

いずれにしましても、各種データが示しているところは、mRNAワクチンが、この脾臓を特に集中的に攻撃している可能性があるということです。





上矢印

こちらの他にもチューリップ赤

脾臓は脳からの迷走神経刺激を受けると炎症を抑制する働きのあるアセチルコリンを分泌するTリンパ球が放出される事が知られています。

迷走神経とは、延髄から出ている脳神経の一つで、咽頭、喉頭、食道上部の運動神経、腺の分泌神経などを含み、脳神経でありながら、体内で多数枝分かれして複雑な経路をとり、腹腔にまで広く分布しています

私がワクチン後遺症になってから長期違和感を感じている場所でもある体の中心部の

咽頭から腹部にかけては迷走神経が関わりがあるのかな?とも思います。


血液検査で甲状腺ホルモンや女性ホルモンに異常なし。

自律神経のうち、副交感神経はこの迷走神経が大部分を占め、頸部、胸部、腹部の臓器に分布し、咽頭、喉頭の粘膜、嚥下、発声、気管、食道、胃、小腸などの運動の促進、消化腺の分泌促進、心拍数の抑制などを行っています。




https://gan911.com/column/3045/ 


記事より


COVID-19によるサイトカインストーム

ウイルス感染症によるサイトカインストームについてはVol.68でも触れています。ウイルスが体内に入ると、免疫を担当する細胞(マクロファージや単球など)はそれを排除しようとして、活発になります。そしてこれらの細胞は、ウイルスを排除し身体を守るために「サイトカイン」と呼ばれる発熱物質を出すのです。これ自体は防御反応で、身体を守るためには欠かせません。しかし、その反応が何らかの理由によってブレーキが効かなくなり、過剰になった状態を「サイトカインストーム」と呼びます。

サイトカインストームが生じると、本来ウイルスに向かって働くべきサイトカインが、自分の身体をも傷つけることになり、高熱が持続し、肺を傷つけますCOVID-19の場合、最初に症状をきたしてから7-10日目頃にこの現象が頻発することが知られています。



上矢印

ご参考まで。



先日幼児をもつママさんから、子どもが風邪をひいて病院に行ったら、薬の在庫ががないからドラッグストアで買ってと言われたと聞きましたあせる

そんなに不足しているの??あせるあせる

まだ寒い日が続きますので、皆様もお気をつけてお過ごしください流れ星


今日もお付き合いいただきありがとうございますピンクハートお願い