非日常的な日常の中で。 | 私が一年で年収三千万円を実現した理由

非日常的な日常の中で。

彼女は、毎日そこに立っている。来る日も、くる日も。



彼女の前には、いつも行列ができる。彼女はそれを毎日、淡々と続けていた。



それだけの客が、彼女にはつく。
とても感情など、込めてはいられないのだ。



そんな彼女から僕は、キスを買った。

たったの150円。薄っぺらなキス・・・。



愛も何もないそのキスで、僕の心が変わる事はなかった。

…何も。何一つとして。



当然といえば当然だったのかもしれない。



僕が求めているものは、本当は別のところにある。わかっているはずだった。



ただ、何かが変わるかもしれない—— …そう思わずにはいられなかった。



通りすぎていくだけの日常に、一筋の光を見つけたかっただけなのかもしれない。

しかし結局、徒労に終わった。



そしてまた、僕と彼女、それぞれの日常が始まる。



来る日もくる日も、繰り返される日常が・・・。




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・キス:
スズキ目スズキ亜目キス科に分類される魚の総称。

身は脂肪が少ない柔白身で、刺身、塩焼き、フライなどに調理され、特に天麩羅は上品な味で美味とされる。

甘酸っぱい青春の味はしない。



御免。