オペラ座でのヨークおじさんとの交流
オペラガルニエ(通称オペラ座)では、
二時間待ちの末、チケットをget!!できましたが、
それぞれ一人ずつ別の席になってしまいました・・・
ゆうかが体験した ★オペラ座でのオペラ鑑賞★ について
書いておきたいと思います
日曜の14:30~のオペラのチケット売り出しは45分前の13:45。
その二時間前ということで、11:30には当日券待ちの列に並びました。
そして紆余曲折あった末、一人70€のチケットをゲットだぜ!
45分前に売り出し開始なので、お手洗いに行ったりなんだかんだしていると
もうすぐ開演だ! という時間になってしまいます。
そしてオペラ座の座席はわかりにくい・・・
案内係のお姉さんに Follow me. と言われてついていくと、
8人分のブース(4×2)の中の、後ろの列でした。
開演直前にばたばたと入っていくと、私から右側の5人はもう到着済み。
カップルのお姉さんは赤いドレスをきていてvery beautiful.
カップルのお兄さんは後ろからお姉さんに話しかけていて
とても仲良さげでした
私の隣のおばさまは東洋人が珍しかったのかこわかったのか
やたら私の顔を見てきました笑
そんなに見たいならとくとご覧あれ。
そしてBon jour!といってみる。挨拶は返ってくる。
私より更に遅く、私の左側のフランス人親子がきました。
若いパパと女の子。
女の子がマドモアゼルって感じでとってもかわいい!
上下セットのお洋服をきていて、おしゃれしてました
そしてパパもいかにもフランス人って感じでかっこいい
私の前に座っていた西洋人紳士2人は、
なんかでかい人たちが前にいる・・・というかんじでこの時点では特に印象なく。
おっきい人たちだから前が見えないよというかんじでした。
オペラの第一幕が始まると、
みんな集中してみていました。
実は第一幕は一人でいるということ自体に緊張して、
ブースの中に東洋人が一人とあせっていました・・・
なのであまりオペラを聞けていなかったような笑
でも、声は本当にきれい!
どのキャストも、この人はいまいちかも・・・という人はいないし、
さすがプロ!!と感動しました。
見せ場ではきれーーーーいに歌いきっていました。
フランスは本当に芸術が身近。
こんな環境の中にいれば私の美的感覚も磨かれるのかしらと夢想しつつ、
オペラの第一幕は終了。
皆さん結構急いでブースを出るようなので、私も退出して、
のりこのところに直行!!
会えてよかった
のりこのブースを見学し、
今度は私のブースにのりこを案内。
その時にのちにYorkおじさんと判明する人に挨拶される。
そして、ドリンクバーを見に行ったりして(混んでる~)
もう一回私のブースに戻って、
のりこに「字幕が上のほうに出るんだよ~」と教えてもらっていると、
York:君たちはJapaneseかね??
の&ゆ:はい!
York:visitしにきたの?(どっちの意味だろう、パリに旅行?orオペラ座見学?)
の&ゆ:あ、いや・・・we travel...(英語でてこない)。。。To see this opera.
ゆ: My seat is here, and her seat is...
の: There.
ゆ: We wait to buy the tickets of this opera for two hours, but ...
York: I can imagine, I can imagine...()
この辺で働いてるの?(みたいなことを言ってたきがする)
の&ゆ:We are university students.
We came to this city two days before yesterday,
and we'll go back to Japan tomorrow!
York:そっか~
僕がこんないい席にいるのも、
この隣に座っている僕の弟の友達がこのオペラの出演者で、
その人がチケットをくれたからなんだ。
の&ゆ:え~すごい!Good, good.(それはいいですねと言いたかった)
York:私はね、アジアで20年間いたんだよ。
の&ゆ; 働いてたんですか?
York: そうそう。あるドイツ企業につとめていてね。
の&ゆ:Germany!?We studies Germany in the university!
ゆ:Ich bin Yuka!
の: Ich bin Noriko!
York: Ich bin York. (はじめまして的なことをドイツ語で言っていた気がする)
英語よりもドイツ語で話すほうがいいかな??笑
ゆ:...................Both English and Germany, we are not good at........
York:
そうそう、アジアに20年間いたんだけど、
これまでにSouth KoreaやThailandにいたよ。
South Koreaにいる間に、日本にも何回かいったよ!
日本は大好きだよ。
ドイツと日本は歴史的にも長い間友好関係にあって、
国民性も似ているよね。
ゆ:(どちらも勤勉ですよね、と言いたかったが単語がでてこず)
York:1980年代、1990年代・・・ずっと仲がいいよね。
York:ぼくは日本のオチ大使という方と仲が良かったんだ。
彼はスリランカやらマーシャル諸島やらにいた人なんだ。
僕はスリランカでオチ大使とあったんだけど、
オチ大使はベネズエラにうつることになって、
その時にぼくに (何か・・・family portrait?聞き取れず) をくれたんだけど、
それは我が家のtreasureにしているよ。
その後の消息は知らなかったんだけど、
以前に日本で中曽根さんと食事をした時に・・・
の&ゆ:中曽根!!?え!?
の: Prime minister Nakasone??!!
York: 僕があった時にはもう首相ではなかったけどね、
彼と食事をした時にもオチ大使との話を披露したんだ。
そしたら、彼は誰か人をやって調べさせて、
このぼくの話が本当だと調べてくれたよ
の&ゆ:わーすごーーい!!
York:ただね、彼はもうpassed awayしてしまっていて、
彼の奥さんがご存命だったから、僕の話を裏付けてくれたよ。
ちょっとここは天井がひくくてつっかえるから外にでない?笑
(まだブースの中でしゃべっていた)
しかしここでそろそろ開演だよとベルがなる!!
の: It's time! I have to go! (セリフちがったらごめんのりちゃん)
York: Oh, bye!
開演のベルが鳴る中、しゃべり続けるYorkおじさん。笑
York: What are you doing in Japan?
ゆ: I'm a university student, and I'm studying medication,
and I'll be a doctor in Japan.
York: Oh. 専門は決めてるの?
ゆ: I have not decided yet, but well...Do you know otoralingologist?
York: (わからない顔)
ゆ: Ear, nose, and throat...
York: Oh, yes yes. I know.
My brother is a doctor, too. A (むにゃむにゃ,,,聞き取れない).
(そして頭のあたりを指さす。)
ゆ: A doctor of brain? (この時点では脳外科かと思った)
York: Yes, yes.
ぼくは(むにゃむにゃ)なんてやめとけって言ったんだよ~
だってさ、言っちゃ悪いけどきちがいばっかり相手にするじゃないか
(Y: まぁ医者じゃないとよくある意見ですね)
Surgeon になればよかったのに、そしたらお金も入るしhappyじゃん?笑
ゆ:(コメントに困る・・・) It's ...................................maybe true.
そこでYorkおじさんの弟登場!
York: This is my brother.
ゆ: (弟と握手しつつ)Hello. Nice to meet you.
I hear from him that you are a doctor of brain.
弟: A psychiatrist.
ゆ: (これは聞き取れた!!) A psychiatrist !! へぇ~~
York: 彼女はこれからDoctorになるんだよ、まだ大学生だけど。
ゆ: 5年生です。
弟:じゃあまだまだだね笑
York:ぼくはこれまでに3回耳の手術をうけたことがあるんだ、
日本で治療を受けることになったら君にかかるよ。
ゆ: I want to treat you!
弟:(爆笑)
York: インドにいた時に耳が変になったんだけど、
ドイツのほうがいいから帰れってインド人の医者に言われたよ。
ドイツの医者は耳の手術は世界一らしいよ。
これもインド人の医者がいってたんだけど。
ベルがなった?場内が暗くなった?
弟:そろそろ座らないと!!
York:そうだね!
そしてさらにマドモアゼルにも話しかけるYorkたち。笑
しかもin French. 何ヶ国語しゃべれるんだろう。
何歳なの?と聞いていたみたいで、10歳と答えていたぽかった。
わたわたと席につく。
第二幕開始。今度はおびえてはいないものの、
英語をなんとか聞いてなんとか話すために頭をフル回転していたために
美しい音楽が私の頭上を上滑りしてしまい、
静かに楽しむ状態ではありませんでした私・・・笑
そして、第一幕の途中から少々飽き気味だったマドモアゼルが、
さらに飽きちゃってパパにちゃんと見なさい、と優しく注意される。
そしてパパも少し寝るという。 なんという芸術の身近さよ。
第二幕はhappyendなのですが、終わり方が少々面白かったです。
あっけないっていうか。あれ?って感じで。
これは日本人の私だけでなく皆さん感じたようで、
私のいたブースでは少し笑いが起こっていました。
隣のおばさんは最後まで私をじろじろ見まくっていましたが、
カーテンコールの途中で退出。はやい~
そして第二幕の途中くらいから、終わったらなんてコメントすればいいんだろ!!
と頭を悩ませていた私は、
トイレトイレ!と出て行った弟とは話しませんでしたが、
Yorkおじさんとは少し話してみました。
York:(なんて言われたか忘れた)
ゆ: Very nice opera! Your brother has a good friend.
York: そうだね~彼自身も音楽をやるんだよ(バイオリンを弾くしぐさ)
だからexpertなんだ。
ゆ:へ~そうなんだ。
York: キミたち日本にすぐ帰るんだろ?
ゆ: そうなんです~I'm very sad, very sad.
York: そっか~まだいるんだったらdinnerに誘うのにさ!
ゆ: (もう頭が働かないゆうかさん。気の利いた言葉がでてこない)
I'm very sad.......I'd like to.........but I have no time.
York: そうだよね~
ロビーにでる。
じゃあまたね、みたいな雰囲気になる。
ゆ: I'm very happy to meet you!!
York: (握手する。そして引き寄せられるからビズされるのかと思い焦るゆうか)
(Yorkが耳元でなんかいう、おそらく)そのままprettyでsweetでいるんだよ!
ゆ: (外人だ~~と思い絶句。そして気の利いた言葉が出てこず絶句)
・・・・・・Thank you.
...............Could you tell me what to say goodbye in German??
York: Auf wiedersehen!!
ゆ: (そうだった!!) Auf wiederwehen!!
といってわかれた。
そしてすぐにのりちゃんにあえてよかった~~
とほっとしたのも束の間、写真とってない!!となり、
自分に愕然とするゆうかでした。