2023年6月24日(土)


今日娘の挙式が執り行われた。

天気は快晴。気持ちのいい朝。


9時少し前にモアナサーフライダーに行くと、何やら撮影クルーが正面にいて、近づくと娘たちの写真撮影を行っていた。大勢の人が行き交う目立つ場所での撮影だが、本人たちは楽しそうにリラックスした顔で笑っていた。クルーの皆さんにご挨拶をして、しばらく見ていた。行き交う外人たちが立ち止まり、beautifulとかcongratulationsとか言ってくれる…優しい。

続いて、歴史あるホテルの階段で撮影。


彼のご両親と私たちは、チャペルの控室に移動。私はベールダウンとエスコートのリハーサルをする為、一足先にチャペルへ。扉が開いた瞬間、目の前に美しい世界が広がった。リハーサルが終わり皆んなチャペル内に着席。時間になり、呼ばれて娘たちが待つ場所へ。カメラマンやビデオ撮影のクルーたちがスタンバイしていて、緊張しないはずがない。ドジをしないように気を付けながらベールダウン…出来た。次に娘の手を取りチャペルの扉の前に。ドキドキしながら扉が開くのを待つ。開いた…なんとか笑顔で新郎に引渡す事が出来た。席に着いたら、既に次女が泣きじゃくっていた。後で聞いたら、お父さんの写真を持っていたら急にお父さんが降りて来たみたいで、我慢出来なかった…と言っていた。娘の幸せを一番に願っていた主人は6年前に他界した。きっといたら号泣するよね〜といつも言っていたが、次女の身体に舞い降りて来ての事だったかもしれない。当然私ももらい泣き。式は美しいハープの演奏の中行われ、とても感慨深かった。

式中は撮影出来ないので、終了後再度入場して写真やビデオを撮った。二人とも本当にいい笑顔で嬉しさが溢れている。フラワーシャワーをしてガーデンに。美しい景色が広がる中撮影。



最上階suiteのparty会場に移動。

welcome drinkが美味しかった。11時の開始まで少し時間があり、久しぶりにお会いした彼のご両親たちと談笑。時間になり席に案内され着席。

娘が好きなブルー系で、全てがまとめ上げられていた。新郎新婦の登場…新郎の挨拶…乾杯…美味しい食事…デザート…再び新郎のお礼の挨拶…お開き…とまぁこんな感じ。新郎がちゃんと自分の言葉で、しっかり二度の挨拶をして立派だと思った。主人がいたら自慢の息子が出来て、心から喜んだに違いないはずだ…。


今日は土曜日。ここ数日以上の人混みの中、彼のご両親と別れて、ハワイアンドレスの私たちはホテルに戻った。普段なら絶対に着ない色のロングドレス…初めは抵抗があったが、ハワイの気候や景色が払拭してくれたみたい。日本人がこの支度をしていると、間違いなく結婚式だから誰の目にも止まらない。面白い。

…娘たちは東海岸の方へ写真撮影に出掛けた。

海が一段と美しいらしい。目の前に広がる海だって綺麗なのに、それ以上ってどれだけなんだろう。写真が楽しみ。


ホテルの部屋に戻り着替えで、一息ついた。

アラモアナショッピングセンターを全部見終わってなかったから、また行ってみようと次女とバスで向かった。先日よりも人も車もはるかに多い。ゆっくりあちこち見て、食料も買ってまたバスで戻った。バス停近くのIsland vintage coffeeにまた行き、アサイーボウルとポキを買い部屋に戻った。疲れ過ぎて今日はビーチに行く元気も残ってないので、そのまま夕飯にした。ポキはとても美味しかった…間違いない味。


長いようであっという1日が終わった。

花嫁の母の1日。感慨深い1日。