最近のわたしは、
岡村孝子の「夢をあきらめないで」に
励まされている(笑)


あなたの~夢を~
あきらめないで~~~♪


うん、諦めない!諦めない!ってね(笑)
何度聞いても飽きないよ、この曲




* * *




本当にやりたいことが見つからないのなら、
「本当にやりたいことを見つけて輝く!という夢」だっていいんじゃないか、と
最近、つくづく思う。




夢を持つというと、
フードコーディネーターになる!
ネイリストになる!
化粧品の会社を立ち上げる!
などという具体的なことを考えがち。


でも、そうすると、
答えを必死に探し出し、
そこに自分をはめ込もうとしてしまう。




わたしもずっとそうだった。
なに?なに?わたしの行く道はどこ?って
いつもその答えを探していたけれど、


そもそも、毎日をワクワク生きるということの意味が分からなかったわたしが、
「ワクワク過ごす」という道を通過せずに、
「答えを掴みたい」と思っていることこそが、まちがいだった。









この世に生まれたその日から、
母に愛されるようにふるまい、
先生に褒められるようにふるまった。


会社に入れば
上司の目を気にして仕事して、
親友の顔色さえ、うかがいながら生きてきた。




そんなわたしは
いつも ”誰かに愛される自分” ばかりを
演じてきたので、


「になちゃんはもっと、好きなことをやっていいんだよ?」と言われても
その、好きなことがわからなかった。


「ワクワクすることを毎日選択していけばいいんだよ?」と言われても
ワクワクという感覚がわからなかった。




ワクワクすることに毎日没頭し、
その先に、本当にやりたいことがポッ!と出てくるはずだと頭でわかっていても、


ワクワクがわからないのであれば
前に進みようがなかったのだ。









今思えば、
本当にやりたいことを見つけたい!といつだって焦っていたわたしは
レベル1さえクリアしていないのに、
レベル10に行こうとしていたようなものなのかもしれない。




レベル10に行くためには
レベル1から順番に2・3・4と経験していかないと行けなくて
その経験こそが、かけがえのない宝だと言うのに、


早くレベル10に行って
答えを見つけることで、
「ほら、わたしって、こういう人なのよ!」って、安心したかっただけなのだ。





そんな自分を知った今は
毎日、自分との対話を繰り返し、
生まれて初めて(!)、「その瞬間、自分が本当にやりたいことだけを選択する」ということを積み重ねて生きている。


nina*


※ 歌詞:夢をあきらめないで/岡村孝子