おととい、「一人きりでも寂しくない」と書いた後に、
急激に寂しくなった焦る

どーなってんだ!(笑)





* * *





2011年の秋頃まで
わたしは寝るのが嫌いだった。




寝るなんて仮死状態だと思っていたから、
寝ることで時間を無駄にしてしまうくらいなら、
起きていて何かしらをしている方が、人生はずっと有意義だと思っていた。




でも、きっと、
ホントはちがうんだ。




人は、無意識のうちに、
「なんかつまんないなぁ~」
「おもしろいことないかなぁ~」
「はぁぁぁ~」
と思っているときに、なんらかの行動で自分を誤摩化している。




・テレビを見る
・携帯を見る
・お菓子を食べる
・買い物をする




これらのことで、
ある種の快楽が手に入るからその瞬間は安心するけれど、
結局のところ、
自分の中にある寂しさや空しさ、無力感を一時的に埋めているに過ぎないから
けっきょくまた訪れてしまうんだ。

「なんだかなぁ~」という淀んだ時間が。




だとすれば・・・。




そんな風に、
自分の感情を誤摩化すために何かに手を伸ばすくらいなら、
もう一層のこと、自分の中にあるモヤモヤをすべて抱きしめて
眠りについた方がずっとイイ。




その間、潜在意識が勝手にどうにかしてくれて、
起きたときにはスッキリするし、




何よりも、
わたしの中にあるモヤモヤした感情が、
「何かによって誤摩化されたのではなくて、やっと抱きしめてもらえた!」
という安心感を目一杯感じることができるのだ。




人は、自分の気持ちを誤摩化し続けていたら
きっと何を手に入れても
本当のしあわせなんて感じることはないだろう。




だけれども、
もしも、自分の気持ちを
他の誰でもない自分自身が抱きしめてあげることができるなら——、




自分以外の何かに頼ったしあわせではない、
自分の中から生まれるしあわせ
毎日のように、溢れ続けてくれるのだ。




nina*