自分を信じるとは、
自分は絶対大丈夫!と強く思うことだと
わたしは思っていた。




たとえば、
行きたい会社の面接で――。




「大丈夫!大丈夫!」と
自分に言い聞かせることが大切だと思っていたし、
自分を信じているなら、

合格を確信するべきだと思っていた。




でも、
先日、ふと思ったんだ。




自分を信じるとは、
大丈夫だ!と確信することではない。




どんな結果になろうとも、
それが自分にとっての最善なんだということが腑に落ちている状態



それこそが、

自分を信じているということではないかと――。




絶対大丈夫!
絶対うまくいく!
という心の裏には、




・もしかしたらダメなんじゃないか
・ダメだったらどうしよう

という不安が、たっぷり隠れている。




でも、
どちらに転んでもいいんだと
本当に心の底から思うことができるなら、




そこにはなんとも言えない
安心感が流れ出すのだ。



追い込まず、
気負わず、
必要以上に、大丈夫だ!と思いすぎないそんなとき――、




人は初めて、
自分のことを全面的に信頼していることになり、
初めて、自分を信じていますと胸を張って言えるのだ。




nina*