一週間前の話になりますが、2/7は北方領土の日でしたね。
私もその日は家に帰ってからテレビを見ていたのですが、
政府広報による北方領土の意識啓発のCMが流れていました。
見逃された方は、下記リンクから先ずご覧になってなってみて下さい。

北方領土問題 「北方領土を描く」篇
政府インターネットテレビ 2015年2月2日公開
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg11231.html?t=116&a=1
2015年2月10日アクセス


さて、ご覧になってどのように感じられたでしょうか。
様々なご感想を持たれたかと思いますが、
実は、この北方領土の政府広報に関して、
ネットでは大変話題になっていたようです。

「北方領土の日」CM 予想以上にブーイングが多かった理由
ネタリカ-週間SPA 2015年2月7日21時11分
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150207-00794351-aspa
2015年2月10日アクセス

この記事に記載があるように、
「愛国心を煽るようで不安」
「怖い」
「ぞっとした。静かで何かが始まっている感じ」
といった理由で、ブーイングがあったそうです。
勿論、こういった北方領土問題に関する意識啓発を行うことは、
当然のことと思う方も大勢いらっしゃったでしょう。

実は、私も昔は意識しておりませんでしたが、
この北方領土に関する意識啓発の政府広報は、
昔から流されておりました。



「不安、怖い」といった感想を持たれる方に対して、
なぜ、そのように感じるのか”ということを、
ぜひ一度、じっくり考えて頂ければと思います。

果たして、そのような感想を持たれる方は、
北方領土問題に関して、どれだけ歴史的事実をご存知でしょうか。

出展:外務省ホームページ

北方領土問題 露こそ歴史歪曲止めよ
産経ニュース 2015年1月25日5時1分
http://www.sankei.com/column/news/150125/clm1501250002-n2.html
2015年2月14日アクセス


政府は何も、国民の意識をコントロールしようとしている訳ではありません。
しかし、残念ながら国民の北方領土に関する意識の低下により、
北方領土問題が風化していく恐れもあります。

北方領土は、日本固有の領土であり、旧ソ連に終戦後に占領された土地です。
占領にあたっては、多くの日本国民の生命、財産が奪われました。
国民の生命、財産を守ることが日本政府の至上命題ですから、
国民の財産である国土を守ること、返還を求めることは、政府として当然の義務です。

民主党政権下において、事業仕分けでこの政府広報がカットされたと聞いています。
国民が「大きな声で主張」しない限り、
現状のロシアが北方領土を返還することは難しいでしょう。

国民の生命、財産、日本の誇り、主権を護っていくためには、
国民が少しでも、歴史、国家について意識をすることが、第一歩であると思います。
そのための、必要な政府広報であると、私は思っています。

ぜひ、外務省のホームページもご覧になってみて下さい。