本会議が開かれ、議案質疑では2議案について質問しました。

1.議案第8号 東松山市子育て支援センター条例の一部を改正する条例制定について

この条例は、①指定管理者制度を導入すること、
②現在駅前にある子育て支援センターマーレを、
高坂に新たに建設される子育て支援センターに移転すること、
が、主な内容の条例案です。

東松山市は、民間活力を利用するということで、
積極的に指定管理者制度を導入しております。
指定管理者制度の意義は素晴らしいものなので、
個人的には推進していくべきという立場ですが、
多々問題点が指摘されていますので、
慎重に議論していくことが大事です。

①どういった事業者が考えられるか。
県内他市で子育て支援センターの指定管理者制度を導入している自治体はあるか。
②現在マーレで働いている従業員に対しては、どういった対応をするのか。
③移転後、駅前跡地の利用については。


①は当然、株式会社、NPO法人等が考えられますが、
現在は春日部市・富士見市で指定管理者制度を導入しているとのこと。
指定管理者制度を導入した場合には、
どういった体制で指定管理者の業務をチェックするのか、
問題点は生じていないか等を考える際に、
先進自治体の取組は参考になります。

②は、現在子育て支援センターを利用されている方に対し、
安心感を持ってもらうために人材の継続は必要、との認識からです。
明日から「子どもと接する保育者、経営者が全て変わります!」
となったら、普段から利用されている親御さんは不安になります。
保育者の意向を確認した上で、新たな指定管理者でも雇用されるよう、
協議の中でお願いしていくとのことです。

③は、駅前は庁内議論の最中で、未定とのことです。



2.議案第28号 平成26年度東松山市一般会計予算について


以下の2点を質問しました。
①市債が増えた理由は。
②市債の発行と財政調整基金の取り崩しは、将来負担に繋がらないか、
毎年度予算が増加している傾向をどう捉えているか。


①は、庁舎の改修費用によるもの、
②は、将来必要な改修に備えたものであり、

財政指標から収支のバランスは取れている。
また、予算増は主に社会保障費の増加によるものである、
というような回答であったと思います。

前のブログのタイトルで書いた、
「入るを量りて出ずるを制す」ということを、
つまり、市税が減収している中での市債増・財政調整基金の取り崩しは、
歳出総額を先に考えて、歳入で何とか帳尻合わせている、
という状況に陥っているのではないですか?
ということを言いたかったのですが、
すっかり頭から抜け落ちてしまっていて、
何だか不発に終えてしまったので、後悔しています。


総じて、何だか的を射ていない質問になってしまい、
事前準備が足りなかったことを反省しています。。
これから委員会審査が始まりますので、
しっかり準備をして臨みたいと思います!