皆さんこんにちは、なかじま慎一郎です(^^)

先日は、私も会員になっている「日本会議」の首都圏地方議員懇談会の、
勉強会に参加して参りました。

日本会議は三好達元最高裁判所長官が会長を務められ、
石原慎太郎東京都知事も代表委員になっている、
政界・財界・司法界等の各界の著名人が組織している団体です。

日本会議国会議員懇談会では、
みんなの党代表の渡辺喜美衆議院議員も会員になっています(^^)

さて、勉強会では「親学」の提唱者として有名であり、
埼玉県教育委員会委員長を務められ現在明星大学教授である、
高橋史朗先生による「家庭教育支援条例」のご講義でした!
高橋史朗先生です!

大阪維新の会による「家庭教育支援条例」の混乱により、
誠に残念ながら、「家庭教育支援条例」と「親学」について、
マスコミに歪曲されて報道され、大きな混乱と誤解が生まれてしまいました。

決して「発達障害は愛情不足が原因」としているものではありません!
詳しくは、産経ニュースの※解答乱麻 を是非見て頂きたいと思いますが、
高橋史朗先生は3点の示唆に富む非常に大切な指摘をなさっています。

簡略化すると…
①「愛情不足」ではなく「愛着形成の不足」であり、意味の全く異なるもの
②予防できるとしているのは、先天的な気質障害ではなく、
 「環境要因(愛着形成の不足)が関与する後天的な2次障害」であること
③家庭教育支援条例は、教育基本法第10条(父母その他の保護者は…
 心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする)を条例に落とし込んだもの

親学については、いつかしっかり書きたいと思っていますが、
この「家庭教育支援条例」において特に大切なことは、
①保護者の責任・義務をきちんと明記すること
②家庭教育支援のために必要な予算を講じること

と、勉強会において高橋史朗先生は仰っておりました。

高橋史朗先生の受け売りですが、
日本の伝統的な家庭教育は戦後の「スポック博士の育児書」の導入により、
完全に破壊されてしまいました。
「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、
乳幼児期の教育が一番大切です。

昨今の教育に蔓延する様々な問題の根っこを断つことが大切です(^^)

皆様も御存知の通り、
昨年10月、大津市ではいじめによる非常に悲しい自殺が起こっていました。
そして、教育界に非常に根の深い、様々な問題が顕になりました。

イジメそのもの、
いじめた生徒、
担任教師、
教育委員会、
大津市、
ネット上でも様々な噂が飛び交っておりますが、
原因が徹底的に明らかになることを願って止みません。
しかしながら、失われた命は二度と戻ってこないのです。


※解答乱麻
「明星大教授・高橋史朗 家庭教育支援条例を正す」
2012.6.2 07:48
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120602/edc12060207490002-n1.htm