死ぬほど牡蠣を食べると・・・ | 浅見直輝の たびびとなおさん どこへゆく

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牡蠣食べた


ああ牡蠣食べた


牡蠣食べた


欲にまみれて 50個ほうばる




俺わかった。


有言実行ってのは


口に出すことで


達成への欲求が抑えられなくなるってことだわ。




その溢れ出た欲求に従って


六本木(最近、縁があるなぁ)の


牡蠣食べ放題のお店へ行きました。



そこではまず、


生ガキ2個、カキフライ2個、


素焼き2個、ガーリックバター焼き2個が


出てきて、


そこから一時間は


この4種類が何個食べても良い!


というシステム。



店内はオシャレだし、


店員さんは愛想良く、


牡蠣も大きくて、身がぷりぷり。


結構混んでたので、


少し待ったりもしたけど


お腹いっぱい堪能しました。



だいたい皆さんは


お酒を飲みながらだったり


仲間と牡蠣料理を楽しんでいるのだが、


僕はお酒が飲めず、


一人で向かったので


ひたすら牡蠣と格闘。



もう41個目からは体が悲鳴をあげていたが、


残してはいけないという己の精神が


大きく前に立ちはだかり、


心身の対決が行われていた。



僕は4種類の調理法で食していたが


全て生ガキだったら50個もいけなかっただろう。



そんなお酒が飲めない男は


始めは牡蠣の口当たりを残しつつ


さらっとさせてくれるウーロン茶。


中盤は少し重くなった口を


一気に変えてくれるコーラ。


最後は流し込むように水と


牡蠣のドリンクパートナーも考えながら


食べていた。



全てを食べ終わり、


少し休憩してレジ向かう。


店員さんは、


「お待たせしてすみませんでした」


とお詫びの言葉をくださった。


こちらとしては


お腹いっぱい食べられたので


全然かまわなかった。


そして


「10月にはまた違う種類での


食べ放題も行いますので


またお越しください」


と笑顔で言って下さった。



それはとても感じの良い言い方だったのだが、


食べ放題は当分いいかと


六本木の風に当たりながら帰路についた。



次の日、食あたりにはならなかったが


便がゆるかった。


そりゃそうだ。


米も肉も魚も野菜も食べず、


ただ貝の身だけを食べて


お腹をいっぱいにしたんだもん。