べたつく湿気と ぬるい風の夜に咲く花
誰も見ることない 赤い月と 黒い雲
うなだれる様な一日の終わりでも
未来への産声は聞こえてくる
ハロー ハロー ハロー ハロー ハロー
大きな失敗を抱えて酒に逃げる
遊びのつもりが本気にさせて逃げる
いつの間にか相手を苦しめて
逃げた先に己の苦しみ
ハロー ハロー ハロー ハロー ハロー
静けさという音に囲まれて孤独を愛する
賑やかという音に囲まれて人を愛する
同じ愛なのに微妙な違いで攻撃したがる
我こそが正義だと
ハロー ハロー ハロー ハロー ハロー
雨が流すのは喜びと悲しみ
窓から見える斜線に色をつけよう
何も考えずに見てる 聴いてる 思い返している
奪われた者の自由
ハロー ハロー ハロー ハロー ハロー
わからないなら くっつくか離れるんだ
決められないから一緒というならそれもいい
己を知り 己を知り 己を知る
そして己が選べ
ハロー ハロー ハロー ハロー ハロー
整理された書物と音の箱の中
慣れない消毒液と皮の匂いの中
あの頃に戻りたいと夢見るだろう
戻れないからこそ夢見るだろう
ハロー ハロー ハロー ハロー ハロー
常に必死で生きてきたつもりでいた
しかし今は生かされたんだとわかった
それに気付いた時にはすでに眠りの中
ハロー ハロー ハロー
次の産声からまたハロー