先ほどの男性に
一度同乗をお願いしてみて、
無理なら歩いていこう。
彼がお参りを終えるのを待ち、
出てきた所を突撃取材した。
「【大窪寺】に行かれますか?
よかったら乗せてもらえませんか?」
彼は快く乗せてくれた。
車内でお互い自己紹介した時に
わかったのだが、
同じ年ぐらいだと
出てきた所を突撃取材した。
「【大窪寺】に行かれますか?
よかったら乗せてもらえませんか?」
彼は快く乗せてくれた。
車内でお互い自己紹介した時に
わかったのだが、
同じ年ぐらいだと
思っていたその方は、
なんと40代だった。
三好さんといい、
なんと40代だった。
三好さんといい、
レンタカーで、
一人で廻られていた。
「君から声をかけられなかっても、
通りで見かけたら、こっちから
声をかけようと思ったんだよ」
一人で廻られていた。
「君から声をかけられなかっても、
通りで見かけたら、こっちから
声をかけようと思ったんだよ」
僕が理由を聞くと、
「だって綺麗な青色のオーラをしてるからね」
なんと、この旅最後にして
またもや見える人に
「だって綺麗な青色のオーラをしてるからね」
なんと、この旅最後にして
またもや見える人に
出会ってしまった。
「でもね、
「でもね、
今は相当疲れてるでしょう?
グレーがかった
グレーがかった
薄い青色になってるよ」
と教えて下さった。
確かに疲れはあった。
凄い!
なんでも、
と教えて下さった。
確かに疲れはあった。
凄い!
なんでも、
元気な時は赤色や黄色になるらしい。
「話しかける時も
「話しかける時も
オーラを見て判断するんだ」
と、年齢を感じさせない
と、年齢を感じさせない
若い雰囲気で、
楽しく話を進めてくれた。
車内では、
楽しく話を進めてくれた。
車内では、
ビートルズやカーペンターズが流れ、
僕がClose to youが好きだというと、
三好さんも一番好きな曲だという。
話の流れで、
脚本家の木皿泉さんが好きだと聞き、
僕も木皿作品の
僕がClose to youが好きだというと、
三好さんも一番好きな曲だという。
話の流れで、
脚本家の木皿泉さんが好きだと聞き、
僕も木皿作品の
DVD-BOXを持っていると伝え、
お互いに偶然を喜んだ。
お互いに偶然を喜んだ。
三好さんのおかげで、
お昼の間に
八十八番札所【大窪寺】を
八十八番札所【大窪寺】を
お参りし、結願を終えた。
そこは最後のお寺なので、
善通寺ほどの活気があるのかと
そこは最後のお寺なので、
善通寺ほどの活気があるのかと
思っていたが
凄くシンプルな感じだった。
凄くシンプルな感じだった。
厳かな感じもなく、
受付の人も気さくな雰囲気で、
イメージとはかけ離れていた。
受付の人も気さくな雰囲気で、
イメージとはかけ離れていた。
近所のお寺といった感じか。
道中は、もっと
感動的に結願を迎えると
思っていたが、
車に乗せてもらったからか
あっさりした最後だった。
なんか自分らしいなぁ。
しかし、ようやくお遍路を
無事終える事ができた。
その後、そのまま
しかし、ようやくお遍路を
無事終える事ができた。
その後、そのまま
お礼参りの儀式として
空海さんがいらっしゃる
高野山に行こうとしたが、
三好さんから
「今は気が張ってるから
大丈夫かもしれんけど、
「今は気が張ってるから
大丈夫かもしれんけど、
そのオーラは後で
必ず体調崩すから、
一度帰って思いっきり休んだ方がいい」
と言ってもらい、
必ず体調崩すから、
一度帰って思いっきり休んだ方がいい」
と言ってもらい、
帰宅することにした。
三好さんも今日、
高松にレンタカーを返し、
京都へ帰られるので、
京都へ帰られるので、
ご同行させてもらった。
「せっかくやから、
「せっかくやから、
美味しいうどんを食べて、
温泉に入って帰ろうか」
と言われて、
温泉に入って帰ろうか」
と言われて、
i-Phoneをちょちょいと触ると
すぐに店の情報が出てきた。
すぐに店の情報が出てきた。
「これがあったから、
お遍路中も迷わなかったよ」
お遍路中も迷わなかったよ」
時代だなぁ~、なんて
僕の方がおじいちゃん的
僕の方がおじいちゃん的
感想になってしまった。
お遍路もいろんな形があるんだな。
お遍路もいろんな形があるんだな。