2011年4月10日
一日目。
すぐに寝てしまい、
起きた時には誰もいなかった。
こういうとこだな。
僕に彼女ができないのは。
さて、到着した朝7時半は、
ネックウォーマーと
手袋をつけたくなるぐらい冷えていた。
だが、8時に入ると
しだいに日差しが強くなり、
9時にはシャツだけという
夏ファッションになる。
宿毛駅から、
三十九番札所【延光寺】は
5kmほどあり、一時間程歩く。
そして辿り着き、お参りをする。
次を見ると、
5kmほどあり、一時間程歩く。
そして辿り着き、お参りをする。
次を見ると、
四十番札所【観自在寺】までは
29kmあった。
初日から飛ばし過ぎると危ないので、
ヒッチハイクを試みる。
29kmあった。
初日から飛ばし過ぎると危ないので、
ヒッチハイクを試みる。
このお寺に車を停めていた
ご夫婦に声をかけたら
なんとあっさり成功。
なんとあっさり成功。
快く承諾を得た。
淡路から来られた、
50代の夫婦と愛犬ハリー。
とてもゆったりした空気で、
車内は心地よかった。
お互いにほどよく質問し、
過去のお遍路話もした。
「もう、いろんな方がいますね。
お酒を持ち歩いて
毎晩飲まれてる方や、
50代の夫婦と愛犬ハリー。
とてもゆったりした空気で、
車内は心地よかった。
お互いにほどよく質問し、
過去のお遍路話もした。
「もう、いろんな方がいますね。
お酒を持ち歩いて
毎晩飲まれてる方や、
千葉の方から会社を辞めて廻られてる方、
あと、お金を全く持たずに
托鉢だけで廻られてる方も
いらっしゃいましたよ」
という話で盛り上がる。
車で会話をしていると、
あっという間にお寺に到着。
あと、お金を全く持たずに
托鉢だけで廻られてる方も
いらっしゃいましたよ」
という話で盛り上がる。
車で会話をしていると、
あっという間にお寺に到着。
お寺の入り口では
ここでも托鉢している方が・・・、
ん?
托鉢されてる方がいるのだが、
なんだか見覚えがあるような、
ないような。
とにかく、お参りを済まし、
ご夫婦にお礼を言い、お寺を後にする。
山門をくぐり、
托鉢者の横を通り過ぎようとしたその瞬間、
「野宿?」と声をかけられた。
その声で、その托鉢者が、
先ほどご夫婦に話していた
お金を持たないで
とにかく、お参りを済まし、
ご夫婦にお礼を言い、お寺を後にする。
山門をくぐり、
托鉢者の横を通り過ぎようとしたその瞬間、
「野宿?」と声をかけられた。
その声で、その托鉢者が、
先ほどご夫婦に話していた
お金を持たないで
廻ってる方だと気付く。
「去年会いましたよね?」
と聞くと、嬉しそうな笑顔が返ってきた。
「次の寺まで距離あるし、
野宿ポイント無いから
ここから次のお寺を
車で廻る人に乗せてもらった方がいいで」
と教えてもらう。
よく見ると、
次の四十一番札所【龍光寺】まで
50kmと書いていた。
でもなぁ。
さっきお礼を言って
「去年会いましたよね?」
と聞くと、嬉しそうな笑顔が返ってきた。
「次の寺まで距離あるし、
野宿ポイント無いから
ここから次のお寺を
車で廻る人に乗せてもらった方がいいで」
と教えてもらう。
よく見ると、
次の四十一番札所【龍光寺】まで
50kmと書いていた。
でもなぁ。
さっきお礼を言って
別れたとこやもんなぁ。
そんな事を考えてると、
先ほどのご夫婦が戻って来られた。
僕はご夫婦に、
「さっき話してた、托鉢の人ですよ」
と紹介すると、
托鉢者が急に、
「すみません、次も
この子乗せてもらえないですか?」
とお願いしてくれた。
ご夫婦は、
「私たちも、次どうするのかなぁって、
話してたんよ。いいよ」
と言って下さった。
僕はご夫婦と、托鉢兄ちゃんに
お礼言い、ご夫婦に乗せてもらった。
このご夫婦や托鉢兄ちゃんに出会わなければ、
僕はこの距離を2日かけて歩いていただろう。
ホントに感謝感謝だった。
そんな事を考えてると、
先ほどのご夫婦が戻って来られた。
僕はご夫婦に、
「さっき話してた、托鉢の人ですよ」
と紹介すると、
托鉢者が急に、
「すみません、次も
この子乗せてもらえないですか?」
とお願いしてくれた。
ご夫婦は、
「私たちも、次どうするのかなぁって、
話してたんよ。いいよ」
と言って下さった。
僕はご夫婦と、托鉢兄ちゃんに
お礼言い、ご夫婦に乗せてもらった。
このご夫婦や托鉢兄ちゃんに出会わなければ、
僕はこの距離を2日かけて歩いていただろう。
ホントに感謝感謝だった。
2017年3月5日
追記、まさかの初日から
旅バカ兄ちゃんと再開という奇跡。
これで今回も濃い旅になると
確信しました。