以前、さくら文庫さんの大人の絵本倶楽部に参加したとき、
小学校の先生をされている、私の尊敬するOさんから、
『絵本と紙芝居の違い、判る。』と質問がありました。
う~ん…分からない
深く考えた事も無かったな
。
どちらも読み聞かせ、同じように思いますが…
教えていただいたことと、調べてみた事を書いてみます。
絵本は…
作品の世界に自分が『入っていく』。
絵本は『めくる』。
その世界が崩れるので、大げさに演じてはいけない。
読み聞かせは、子どもと絵本をつなぐもの。
想像力を育てる。
紙芝居は…
お芝居なので演じて良い。
演者によって世界を広がらせる。
『抜いて』話が進む。
『抜く』ことで現実の空間に話が出てくる。
演じる側と、聞く側のコミュニケーションがとれる。
私は想像力を育てる、という面で絵本を選択しております。
音楽・リズムに関係する物、色数形を覚えられる物、
季節を感じられる物、言葉遊びが面白い物、仕掛け絵本、
などを特にチョイスして読んでいます。
しかし、こんなに違いがあるとは、教えていただいたり、
調べるまで知りませんでした。
教室で読むときは、上記の点をしっかり踏まえて、
読んでいきたいと思います。
紙芝居をお家で読んでもらっている、子どもさんもおられます。
お家で紙芝居、いいですね。楽しそうです
。
先日会員になった図書館にも沢山絵本・紙芝居があるので、
もっと勉強してみよう。
絵本・紙芝居も奥が深いです。
さくら文庫さんが雑誌『MOE』に載ったそうで。
記事を読むのが楽しみです。