もう利用している方は少ないと思いますが、プロバイダーを変更するので、このサイトも近々閉鎖します。
閉鎖に伴い、システムについて記録を残しておきます。
このシステムは、各校舎のレベルが均一として、全体順位から、各校舎で、指定したコース以上に入れる確率を推定するものです。
原理は以下です。
ある人が、6000人中、順位が1000番、そして、その人が所属する校舎の人数が200人とします。
仮想的に、その人よりも順位が上の人すべてに、赤い印をつけるとします。この場合は、赤い印の人が、999人いることになります。ここで、全体の6000人から校舎の人数分200人を無作為に抽出します(各校舎のレベルが均一なら無作為抽出でOK)。その中に、何人赤い印をつけた人が入るかで、その人の校舎での順位が決まるというわけです。例えば、抽出した200人の中に、赤い印の人が、17人いれば、その人の校舎内での順位は18位になります。実は、この赤い印の人が何人入るかの確率分布は、統計学で良くでてくる超幾何分布となります。これを使い任意の順位となる確率が求められ、コースに入ることができる確率を推定しているわけです。勿論、実際には各校舎のレベルにはバラツキがあるので、話は簡単ではありません。でも、近似としては悪くないと思います。この超幾何分布、ガンマ関数を使えば、エクセルでも簡単に計算できます。なので、ご興味あるかたは、エクセルを使い、所属校舎の事情も加味しながら式を作ると面白いかもしれませんね。