ブロガーさんの間でも話題になっている二月の勝者6巻読んでみました。いよいよ佳境に入ってきましたね。

 

 

個人的には、JG志望のまるみちゃんを応援しています。偏差値的には10以上足りていませんので厳しい感じですが。もし合格するならどのように話を展開するか興味深いです。

 

最近ラグビーで話題のジャイアントキリングという言葉を初めて知ったのもこのマンガです。ジャイアントキリング、日本がアイルランドを負かしたような大番狂わせ。中学受験でどの程度ありうるか、早速調べてみました。例によって2018年度の入試結果データを使います。

 

ジャイアントキリングを、80%偏差値から10低い偏差値未満で合格とします。結果を表に纏めてみました。

 

表1 80%偏差値マイナス10未満の場合

  合格者 受験者 合格率
開成 3 59 5.1%
麻布 3 46 6.5%
駒東 2 16 12.5%
武蔵 3 26 11.5%
桜蔭 1 14 7.1%
JG 0 27 0%

 

少なからず、ジャイアントキリングを成し遂げる人はいるようですね。合判4回平均偏差値基準なので、特定の回のテストがたまたま悪かったということではないです。まさに模試の季節終了から本番までに実力が伸びた人たちなのでしょう。

 

もう少し基準を甘くして80%偏差値から8低い偏差値未満で合格した人をジャイアントキリングとしますと以下です.

 

表2 80%偏差値マイナス8未満の場合

  合格者 受験者 合格率
開成 9 110 8.1%
麻布 13 78 16.7%
駒東 7 29 24.1%
武蔵 6 35 17.1%
桜蔭 2 28 7.1%
JG 0 45 0%

 

これくらいになると珍しくもなく、ジャイアントキリングとしては物足りないかもしれません。マイナス8偏差値は20%偏差値に近いので、当たり前かもしれませんが。

 

たまたまと思いますが、JGがゼロです。はたしてまるみちゃんはどうなるでしょうか。二月の勝者の今後の展開も楽しみです。

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