科目間の偏差値差が20とか、非常に大きな差になることがたまにあります。一般的にどれくらいの偏差値差がでるか、推定してみました。

サピックスのテストでは、国語、算数とその二科目の合計の偏差値を知ることができます。ここから、その3つの標準偏差を算出できます。これにより、国語と算数がどれくらい連動するかの目安である相関係数を見積もることができます。この相関係数、2018年のテストを見ると、ほぼ0.5です。大方の予想通り、算数と国語の相関はやはり高くありません。この値を使って、シミュレーションしてみました。

 

結果のグラフです。

結構幅広く分布していますね。算数の偏差値と国語の偏差値の差の絶対値の平均は8くらいです。つまり、8くらい偏差値差があっても普通ということですね。

ちなみに偏差値差15以上の割合は13%、20以上は4%で、ここらへんぐらいまでは、非常に珍しいというほどでもなさそうです。さすがに30以上は0.2%で、これは滅多にないと思いますが。

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