子育ての大誤解という本を読みました。

 

 

 

人の能力、性格、習慣等は、親、ないし親の子育てへの姿勢が第一義的に重要とされることが多いです。中学受験でも、親が何割とか、成功した親の体験談が出版され、親が頑張ればなんとかなる、逆に、失敗した場合は親が責任を感じてしまう空気が多少あるかと思います。

この本はそのことに対し、科学的なエビデンスを引用し真向から反論しています。重要なのは、子供の友達環境やその地域の文化的背景のような"家庭環境以外の環境"と遺伝的要素(この点は親が重要)。子育て方法や親のふるまいによる、子供の将来の能力、性格への影響は限定的であることを主張しています。

個人的には納得できることが多かったです。子育てをしている身としては、自分の思い通りにならないことを、いつも身に染みていますので。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(サピックス)へ
にほんブログ村

 


中学校受験 ブログランキングへ