かなり大雑把な推定ですが、今年の東大合格者ランキングを使って、どの程度サピックス卒業生が東大へ入るか推定してみました。フェルミ推定のたぐいです。

 

方法

今年度の東大ランキング上位校各学校対し、以下を算出する。それらを集計してサピックス出身者の東大合格人数を推定

1. サピックス生の合格者占有率(サピックス合格者数/全体合格者数)からサピックス生進学者数を推定

2. 東大合格率×サピックス生進学推定数をサピックス卒生東大合格者数とする。

 

渋幕の場合

中学受験合格者数 847

サピックス合格者数 351

サピックス生入学者推定人数 

124=300(中学人数)×351/847

サピックス卒東大合格推定人数

26人=72/350(高校人数)×124

 

こんな風に、2019年東大合格者数10名以上でサピックスが合格実績がある学校を対象に集計しました。学附と首都圏以外の学校は集計対象外としています。

 

結果と議論

集計値は522でした。集計対象外の関西、学附にもサピックス生がいること、10名未満の学校の寄与があること、誤差要因を考えると、サピックス卒生の東大合格数は500~600ではないかと推定されます。

仮に600としますと、サピックス偏差値にして62くらいですね。医学部とかも考えると、サピックス偏差値60以上あれば、あくまで中学受験段階ですが東大合格相当の実力があると考えて良いのでは。

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