この長い遠征が終わったらブログでも書こうと思っていた。

けれど帰ってきてからもバタバタしててあんまりそんな気にならなかったね。

今日はアラームもかけずに朝起きて、昼頃ベランダに椅子を引っ張り出して、お香焚きながらゆっくりしてる。ブログを開いた。書ききれるといいなぁと思ってる。


もともと旅があまり得意ではなくて、

今回も少し不安な気持ちから始まった。


小学生の頃から陸上やスキーで、よく合宿に行っていたけれど、ツアーはそれに似ている。

唯一違うのは、陸上の大会はだるいけど、ライブは楽しいってこと。

そんでそれが1番大きな違い。


終わってみたらあっという間、しかも超楽しかったのである。


制作やライブが続いて、お酒から遠ざかっていた数ヶ月だったが、楽しくて飲みすぎたりもした!

別れ際、みんなと離れるのがすごく寂しかった。


でも1週間おやすみ(という名の練習やらなにやら)したら、また旅に出るのだ。

ロックバンドってこういう感じ?



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 ナ( ´・_・` )チ


ツアーってもんは楽しいんだね、ライブも楽しいね、生きてることってすごく楽しい。少なくともなちはそう思っている。

だけど、そう思ってないなちもいる。

たまに出てくる。


気持ちの浮き沈みが超激しくて、なちになちが振り回されまくってる。昔からなのか最近なのかわからないけど。

振り回されないためにどうしたらいいのかを日々考えている。

身体が動けない時は、顔と心でどうにかして楽しい方に引っ張ってみたり、

心がどうにも動かない時は、身体でどこか遠くに運んでみたり。

そんなことして必死にバランスを保って

みんなと同じように生活して

なちはステージに立ったりしてる。


歌おうとするとどうしても涙が止まらなくて

歌おうとすると心が嫌がる時があったりもした。

そのとき相談してた先生に、

「ステージに立って歌うことは自分をさらけ出すこと。今のなっちゃんが辛い思いをしているなら、涙が出るのは自然なことだよ」って教えてもらって

それから泣き虫な自分もなんとなく許せるような気がした。

ステージに立ってる時くらいかっこよくいたいけど、なちはそういうんじゃないのかも。


全部の自分で、音楽する。


それだけー。



バンドマンなんだからとか、ミュージシャンなんだからとか、そういうのうざい。なちはなちだし、

ただの新潟の田舎で育った女だ。

もちろん、責任をもってやっているし、自分で決めたことは最後までやる。なちが決めたことをなちの心と身体の全部で最後までやる。

それに誰かが嫌なこと言ってくんのはー、バカだわね。無視しちゃおーと。



いつでも必死。




友達とか、

そうじゃなくても信頼してる人に

愚痴をこぼすように

スラスラ

全部書けたね。





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 ナ( ´・_・` )チ