私が参加している起業家勉強会。

月に1回開催されるのですが、
今回の内容はとても面白い考え方を
聞くことが出来ました。

講師はTechWaveの湯川 さん。
ITの世界ではかなり有名な方です。

ソーシャルグラフとは、本来「人間関係」を意味する言葉だそうで、
WEBの世界も関係構築の時代に入ると言うお話でした。


色んな話題が勉強会の中に盛り込まれていましたが、
その中でこんな話もありました。

それは、このままWEBによって人間関係の構築が進んでいけば、
WEBによるコミュニティー(集団)が力を持つようになり、
国と言う概念が、あまり意味を持たなくなる。
と、言う画期的なお話でした。


確かにその可能性も無くは無いなと思ったのが、
国と言う繋がりが、言語の共有であったり、文化の共有であったり、
習慣の共有で成り立っているのだとして、
その上でルール(法律)や組織(政府など)があるのだとすれば、
コミュニティーがそれと同じような機能を持つ可能性も、無くは無いと
思います。


日本と言う国は、歴史がある程度長いので、
”歴史”の無いコミュニティーがそれに取って代わると言うのは、
ともすれば素っ頓狂な話に聞こえるかもしれませんが、
歴史と言うものは、あくまで結果の集まりであることを考えれば、

言語を共通化することが出来、コミュニティー内での文化や習慣の
結びつきが、実生活の結びつきより影響が大きい人々が
数多く存在すれば、それは十分に「国」の代わりをする
結びつきになる可能性も考えられます。

私自身は、「国」と言う概念が完全に無くなるとは今のところ考えがたいのですが、
柔軟な思考で考えると、

「ネットの世界での結びつき」 > 「実際の世界の結びつき」

と、言う価値観をもった人々の集団が力を持った集まりになる可能性は、
ゼロではないと考えます。

こう言った新しい考え方の人々が、世の中に全く新しい影響を与える可能性も
あるかもしれません。

ちなみに、私は数十年、数百年の後に、『経済』と言う概念は
無くなるかもしれないと思っていますが^^)


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