男性の中で、家事育児を『手伝う』と表現することの何がダメなのか分からない男性に向けてこのブログを書きます。


家事を手伝うという表現は道徳的な問題ではなくて、この令和での婚活の本質的な話になります。


善悪で言うと正しい正しくないは人それぞれあります。


仮に家事を女の仕事だと思ってる男女からすると間違いではない考え方です。つまり、『家事を手伝うという考え方の男性』と、『大黒柱はあくまで男なので女はパート程度で充分と考える女性』は釣り合ってるわけです。


家事を手伝うという考え方の男性はこういう女性をターゲットに絞るとミスマッチを防げます。


つまり、『家事を手伝う』という考え方のくせに『大黒柱が男はおかしい』は通らないわけですね。


でもこの問題は、家事を手伝うという考え方が正しいか正しくないかではなくて、家事を手伝うという考え方の男性は、今のこの令和の婚活だと圧倒的に不利な男性ということになってしまいます。



どうしてこの考え方の男性が婚活市場では圧倒的不利な立場になってしまうのか。


それは、婚活男性は、『稼いでる男性が婚活では有利』だと思ってる男性が多いですよね。


ならばご存知ですか?

男性と女性とで婚活で何が人質になるかを。


男性が婚活で人質になるのは自分の子供です。

自分の子供が人質になってるから、男性は高い入会金払って結婚相談所に入会し、高い月会費払って高い成婚料払って、若くて子供を産んでくれる女性を探すわけです。これが、1番人質を早く解放してもらえる条件になりますよね。


つまり、子供を産める若い子とお金って逆相関してるんです。若くなればなるほど年収少ないでしょ。若くて金のある女性なんてほとんどいない。だから男性は仕方なく金を諦めるわけです。それは人質にしてるものが子供だからです。


婚活してる男性を見てみると、

『若くてピチピチしてる女性がいいから若い子を選ぶ』人はかなり少ない。


そういう下世話な男性はほぼいない。勿論ゼロじゃ無いけどほぼいない。男性の人質にしてるものが子供だから仕方なく金を諦めてるだけ。


子供が欲しいから婚活してるわけですからね。


じゃあ一方で女性はかつては男性の経済力を人質にしてくれたんですよ。


でも今はどんな高収入の男性も共働きって言ってる時代です。そしたら女性も子供産んだ後も働き続けれる男性が人質になるわけですよ。


だから、共働きがやりやすいかどうか、子供を育てながら働き続けれる男性かどうかという目で見たときに、純粋に経済力だけでは測れなくなったわけです。そしてその中には年齢ってのもあります。


男尊女卑思考のない30代男性も婚活市場に参入してきた昨今において、高齢の男尊女卑思考の生殖機能も衰えてるような男性なんて選ばない女性が大多数になったわけです。


だから、『家事を手伝う』という思考の男性は婚活女性から選ばれないわけですね。