でも劇場は使う人に合わせますっていうスタンスのタイプが多いかと思います。
あなた色に染まります的な
ギャラリーやカフェは
どちらかと言えば
場所があり、使う人がうまく使ってくださいというスタンスが多いかと
少しお高め、でもハマるとすごい
ツンデレ的な
今日は古民家ギャラリーに行きまして
そういえば数年前の同じくらいの時期にも
ここに来たことがあって
同じ場所だけど
セットなどもなく、使い方も非常に似ていたのですが
以前の観劇後と今回の観劇後で
ずいぶん雰囲気が違うように感じました
以前は凛としていて昔の作家たちのサロンのような、お抹茶が似合いそうな感じでしたが
今回はもう少し縁側感というかほっこり感というか、ご近所さんとスイカを食べたりできるような
きっとそこには演者、演出家の空気感や人柄なんかがきっと現れるのだなぁと
劇空間と日常が地続きなことは
あまり良くないことと、思っていましたから、幕が下りたり、暗転して遮断したり、できないと嫌だなって
別人、別空間を、楽しませるべきだなって
でも
全てを飲み込んで、混ざり合うというのも面白いものですね
今日見たお芝居は
今日演じた方の
さらには観にいらした方の
空気をまとって、やさしかった
ように思います