お客様の心理 | 東京散歩道

東京散歩道

「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

お散歩ナビゲーター 小島信康です。

 

こういうことを記すのって、おそらく初めてだと思うのですが

サークル等を運営し始めた方に、参考になりそうな記事を1本。

 

有料・無料にかかわらず、イベントを行うにあたって一番苦労するのが集客。

 

東京お散歩教室も、草創期は月にお一人(1日じゃなく、ひと月でですよ)

なんていう輝かしい記録を打ち立てたことがあります(笑)

 

で、あれから8年経ちまして、今でも思うことは

お客様って、イベントの内容もさることながら

その催しの賑わい、つまり人の集まり具合に敏感に反応しているんだなぁって。

 

具体的にいいますと

お散歩教室は、一つのコースで、大体8回のツアー日程を組みます。

で、お申し込み状況を男女別に実数でホームページに公開。

すると、これは毎回確実に起きる現象なのですが

「お申し込みが多い日にばかり、お申し込みが集中する」

しかも、お申し込みの勢いは、人数が増えていくほど、どんどん加速。

ですので、10名を超えてから満員までは、途中で雨予報でも出ない限り

本当にあっという間です。

 

一方、そうでない日、つまりお申し込みがない日は

いつまでたってもお申し込みが増えず、最少催行人数に至らないことも…(^_^;)

 

これって、何かに似てませんか?

 

そう、行列ができるお店と一緒なんです。

行列が行列を呼ぶんですよね。

 

私は行列や大人数が苦手なので

最初、この現象が理解できなかったのですが

多くの人は、ツアー内容が同じでも、大人数の日に参加したがることから

そうだったのか~って、段々わかってきました。

 

そういうことなので、イベント屋さんは

「残りわずか」(ここを強調)~「満員」といった具合に

お申し込み数を公開しないところの方が、実際多いです。

 

なんにせよ、私はこの現象に毎回一喜一憂しているのですが

大勢いるところに集まりたがるのは、人の心理に沿ったことのよう。

 

お散歩教室も、お申し込みが勢いづいたときは、相当集まりそうなのですが

如何せん、私一人のため、定員で打ち切り。

あとは泣く泣くキャンセル待ちにしています。

 

でも、この現象を考えると

人が集まりそうなときは、助っ人をお願いしてでも定員を増やして対応。

集まらないときは、ジタバタせずに潔く休む。

 

そんな緩急あるやり方の方が、実は良いのかなって、最近は思っています。

 

 

東京お散歩教室

http://tokyo-osampo.com