黒田記念館 | 東京散歩道

東京散歩道

「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

こんばんは(^-^)/


今回は、今東京お散歩教室 の上野恩賜公園界隈散策の途中でも

立ち寄らせていただいている『黒田記念館 』を紹介します。


日本近代洋画の父とも言われる黒田清輝は

大正13年(1924)に没する際

遺産の一部を美術の奨励事業に役立てるよう遺言しました。


これを受けて、美術の学術的調査研究と資料収集・公開を行う

美術研究所(現在の東京文化財研究所)が昭和5年(1930)に開所。


その建物として昭和3年(1928)に竣工したのが黒田記念館です。


東京散歩道
外観


2階には黒田清輝の作品を展示・公開する

「黒田記念室」が設置されています。


東京散歩道
2階、前方と後方に展示室があります。

(館内、フラッシュを使わなければ撮影可能)


東京散歩道

設計は東京美術学校(現在の東京芸術大学)

建築科教授であった岡田信一郎。


昭和初期の西洋美術館建築として大変貴重な建物です。


東京散歩道
階段一つとっても大変美しいです。


記念室では、所蔵している黒田清輝の油彩画126点

デッサン170点のほか、写生帖、書簡などを

入れ替えながら展示しているとのこと。


教科書にも載っている名画の数々を

無料で鑑賞することができます。


皆様も、上野アート散策に出かけたときには

是非立ち寄ってみてください。


『黒田記念館』

記念室公開は、木曜日と土曜日の13:00~16:00のみ。

公開日と交通案内→こちら をご覧ください。