公開シンポジウムに行ってきました。 | 東京散歩道

東京散歩道

「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

前回からの続きです。


昨夜なぜ中途半端な時間に眠ってしまったかと申しますと

4時間にわたって集中してメモをとり続けたことによる

脳のエネルギー切れが原因です。


伺った先は立教大学。


同大学ウエルネス研究所主催の公開シンポジウム

『教育とスピリチュアリティ』を拝聴してきました。


東京散歩道


講師は、元福島大学教授で

飯田史彦スピリチュアル・ケア研究所代表の飯田先生

京都大学大学院人間・環境学研究科教授のカールベッカー先生

立教大学チャプレンの上田先生

立教大学コミュニティ福祉学部教授の大石先生

コーディネーターも同じく立教大学コミュニティ福祉学部教授の

濁川先生といったそうそうたるメンバーでした。


内容としましては、「昨今の若者のうつや引篭り

自殺の増加といった社会問題は、もともと日本人のなかに

浸透していたスピリチュアルな価値観が損なわれたからであって

教育の場においても、失われた価値観を再生し、高められれば

人々はもっと人生に“生きがい”を感じることが

できるのではないのか?」


このようなテーマに基いて様々な議論が展開されました。


お断りしておきますが、ここで言っているスピリチュアルとは

占いや、オカルト的なもの、宗教的な考えとは別物です。


「家族や、良好・険悪に関係なく、周囲の人とのつながりは

偶然の産物ではなく、全てに理由があるということ。

また、自分の身に振りかかっているあらゆる事象が

必然的に起こっているものと考えられれば

苦難に満ちた人生はステップアップするための計画通りの

プログラム遂行だと思えるということ。

さらに病気や障害をもった方は、より難易度の高い課題に

立ち向かっている勇敢で尊敬すべきチャレンジャーである」


そんな解釈をしながら、私は先生方のお話を聞きました。


いや、参加のきっかけは、うちのお客様や私の友人のなかにも

いろいろ悩んでいる方、迷われている方が

大勢いらっしゃるものですから、何か一声かけるにしても

こういったことを学んでおくことは、有用かと思ったのです。


それにしても、私が学生だった20年前は

大学がスピリチュアリティに目を向けるなんて

想像もできませんでした。


時代は大きく変わったものです。


こうした背景には、やはり物質中心の考え方だけでは

人の心に安寧をもたらすことは不可能ということが

バブル崩壊以降ありありと露呈したからでしょう。


私もサラリーマン時代には実利追求と勝ち組・負け組思想を

叩き込まれましたが、そんななか疲弊脱落していった仲間を

大勢見てきました。


私は性善説派なのですが、現代の多発する猟奇的な犯罪なども

ここ数十年、日本人がきちんと「心」と向き合って

こなかったことのつけだと思っています。


いつになく思想的なことを綴ってしまいました。


ただ、私は会社を辞めて起業して

いつの間にか、スピリチュアルなものの見方と出会い

あらためて自分の存在意義を見出せた気がします。


今は修行の身、商売の難しさを痛感しながらも
自分に悲壮感がないのは、毎日生きがいを感じているからです。


また、今では出会いに意味があることも確信できるようになりました。


たとえそれが分かり合えない人との出会いであっても。。。


長くなりましたが、私が東京お散歩教室や

このブログをやっているのも、多くの出会いを求めているからです。


出会って、多くの方々から学びたい。


また、私からもできうる限り皆さんに僕の元気をお分けしたい。


いらしてくださったお客様、読者の皆様、全員を笑顔にすることが
私の目標でもあります(^-^)


宣言してしまった方が、自分に嘘がつけなくなると思いましたので

ちょっとだけ格好をつけてみました(^_^;)