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札幌の街の木々たちが、緑の葉をつけ始めた。
5月の空気の中で、ゆっくりと、でも確実に
その色を深めていく。
その様子を見ていると
ふと「レジリエンス」という言葉が浮かんだ。
(困難をしなやかに乗り越え、回復する力)
一度、冬にすべてを落とした木々が
何事もなかったかのように
また葉をつけていく。
当たり前みたいに繰り返されているその営みが
どこか、静かで、強くて、少しだけ美しいと思った。
失って、また取り戻す。
そのリズムの中に身を置いていると
ひとつの感覚が、じんわりと浮かんでくる。
自然も、人もきっと
「差」のあいだで、生きている。
たとえば水が落ちるときに力を生むように
高低差があるからこそ、エネルギーが生まれるように。
満ちることと、欠けること。
触れられることと、離れること。
そのあいだで揺れながら
体験というエネルギーを感じているのだとしたら
人は、もしかすると
それを味わうために生きているのかもしれない。
ただ、そう思ったときに
どこかで、少しだけ引っかかる。
それを前提にしてしまうと
不足や苦しささえも
必要なものとして、抱え続けることになる気がして。
でも、きっと
無理に何かを欠かさなくてもいい。
差は、つくらなくていい。
ただ、もし生まれたなら
その中には、ちゃんとエネルギーがある。
だから私は
満ちているときも
少し足りないと感じるときも
どちらも、ただそのままに触れていたい。
そのときにしか生まれない温度を
ちゃんと感じていたい。
それくらいの距離感で
静かに、でも確かに
自分の人生を味わっていたいと思う。
📢【更新予定】📢
📖 未定ですが
書きためているものは
たくさんあるので、また更新します
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