昨日、東京ビッグサイトで開催中のスマートエネルギーウイークに出かけました。何人か事業展開している知人にも会う事が出来ました。太陽光、バイオマスなどが新たな展開を図っているという印象でした。

 

一つは、太陽光のFIT価格が一般の電気料金と同じ水準に下がる中で、各家庭での電力自給を可能とする試みです。簡単に言えば昼間発電した電力の一部を電池に貯め、夜間は電池からの電力を使うことで外部電源に頼らないで各家庭で電力自給ができるシステムです。屋根に設置する太陽光パネルの軽量化と電池の価格低下で実現可能になってきています。

 

日本の山林には戦後植林した木材が利用されずに貯まっています。間伐材などをガス化し、発電と熱供給する技術も実用化が進んでいます。木質バイオマスを燃やすのではなく、ガス化し、発電と熱供給に使うのです。ハウス栽培など農業との連携が期待できます。藻谷さんの「里山資本主義」の中でも紹介されているそうです。

 

日本の極端な現在の少子高齢化を長期的視野に立って改善するには農村地域に若者が戻り、子供が増えることを可能にすることです。再エネと農業、林業は相性の良い組み合わせです。この面でも応援したいと思っています。