今回の東日本大震災で福島第1原発の1号機から4号機までの事故により、今日本中でエネルギーのことについて討論が繰り返されています。


私たちの住む鹿児島県にも川内原発があり、他人事ではございません。


今回の福島原発の事故は、政府や東京電力の発表を鵜呑みにすれば、地震で原発が壊れたわけではなく想定外の津波によって非常用電源が作動せず原子炉の冷却が不可能となり水素爆発とメルトダウンを起こした、という風になっています。


但し、色々な御用学者以外の意見なども聞くと、どうやら、もちろん津波も原因として挙げれますがそれだけではなく、政府や東電の初動の対応なども原因があるようなことも言っておられます。


また、放射線の問題にいたっては政府や東電は大変な間違いを起こしており、水素爆発があってから福島県民やその周辺に住む方の被曝を回避せず、1年20ミリシーベルトとかいう根拠のない基準を設けて国民の命を健康を守る気がないとも思えます。


また浜岡原発の停止に至っても、停止したこと自体は国民に一定の支持を得ているようですが、その理由がまたお粗末なもので、ほかの53機にのぼる原発や一番危険だとも言われている「高速増殖炉もんじゅ」などはどういう扱いになるのでしょうか。。



そんなこんなで現在のままでいくと、現在、定期点検中の原発を稼働できることができるのはまだまだ先になると思いますし、現在稼働中の原発もやがて定期点検に入ればあと数年でいずれにせよ日本は「脱原発」となります。


もちろん脱原発といっても原子炉は停止してもそのままにしておくと原子炉が錆びてぼろぼろになり穴があいてそこから大量の放射能がでると言われておりますので、そこから何十年も発電しない原発を燃料棒も入れずにずっと動かし続けなければなりません。


その間にも日本の産業はやはり「ものづくり」電力がないと日本は倒れてしまいます。


そこで新しい原発に代わるエネルギーがいま、まさに脚光を浴びているわけですが・・・



太陽光発電


オーランチオキトリウム


メタンハイドレード


風力発電etc..



どれが良いのか私は専門家ではないので解りませんが、いずれにせよ使用済み燃料が現在どうしようもなく処理もできず、廃棄する場所もないこの現代においてこのままというわけにはいかないと思います。


どっかのTV番組である専門家の方が言っておられましたが、日本人の一人当たりの消費量はかなりの高さだということです。


私たち一人一人がもう少し電力やエネルギーのことについて考えてみるといいかもしれませんね。