このheckは「一体全体」と訳されることが多いようですが、全くの間違いです。
heckはhellの婉曲表現であり、嫌悪感を表しているからです。
「一体全体」に対応するのは“on earth”でしょう。
heckは、その状況に応じて、「クソっ!」「うぇーっ!」などと訳し分けるのが良いと思います。
なぜ“hell”を避けるのか?
それは“Oh, My goodness!”などと“God”と神様に呼びかけるのを避ける慣習が拡大されたものと思われますが、それは十戒に「神の名をみだりに唱えてはならない」とあるからと言われています。
“hell”は神の名ではないのに?地獄の神でも悪魔でも、触らぬ“神”に祟りなしなのでしょうか?
(一神教ではないのでしょうか?)
まあ、heckはお上品にするための婉曲表現だとしておきましょう。
(でも、shitは下品だと思いますがhellは下品でしょうか?しかもプロテスタントにとって?もしかしたら下品というより、キリストを信じている自分が「地獄」と言うのが憚れるのかもしれません。)
しかし、そもそも“God”は神の名ではありません。単なる呼称、天皇の謚のように実名ではないので、一万回言っても罰は当たらないと思います。
聖書には「在りて在る者」などと書かれていますが、ヘブライ文字4文字で表されるそうです。英語に変化するとYHWHとかYHVHとかになるようですが、子音だけでしか表記されないので本当は何と発音するのか分からないそうです。(少なくとも一般人には秘密にされています。)
( なんと!「ヤハイェ」だと「在らしめるもの」になるそうです!)
これが「神の名」であり、その発音はみだりに唱えてはいけない秘密であって当然と思えますよね?
なので、日本人同士なら気にせずオーマイガッ!と言いましょう(笑)