talk to / speak to / talk with / speak with の違い | No-Lの言葉の雑記帳

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英語や日本語、訳し方などについて気付いたことを書いています。
このブログを読んで新しい発見があれば幸いです。

「talk to」と「speak to」は、どちらも「に話しかける」「に話しをする」(一方向)


「talk with」と「speak with」は、どちらも「と話しをする」「と話し合う」(双方向)



ですが、微妙な違いがあります。




「talk」は知り合いとのカジュアルな感じのもの、


「speak」は(よく)知らない人とのまたは仕事上・公式のもの



に用いるという区別があります。




さらに、「speak」は「発話する」、「talk」は「会話する」という単語レベルの意味の違いもあります。


結果として「talk with」は「と話し合う」、ひいては「に相談する」という意味合いが強くなります。



ちなみに、「I need to talk to you」は、「(君に)話がある」と訳すのが適当でしょう。




また、「speal to oneself」と「talk to oneself」はどちらも


「独り言を言う」


と書かれていますが、これも



前者は「独り言を言う」、後者は「自分に語りかける」



と区別すべきだと思いますし、


さらに、もう一人の自分(心の声)と対話する場合は



「talk with oneself (one's inner self)」


が適切でしょう。