No-Lの言葉の雑記帳

No-Lの言葉の雑記帳

英語や日本語、訳し方などについて気付いたことを書いています。
このブログを読んで新しい発見があれば幸いです。

新しい日テレのドラマのタイトルね。


テレビで流れてきて、 


「???木を10回切る?日本語じゃないぞ?」


と思ったら元は韓国語みたい。

韓国ドラマかあ…



  찍어  넘어가는 나무 없다.


韓国のことわざで


「どんな事でも努力し続けければ、実現しないことはない」


っていう意味らしい。




問題は「切る」の部分「찍어」→原型「」。


Naver韓日辞書には、

  • 1.

    さす【刺す】。つきさす【突き刺す】

  • 2.

    きる【切る】

  • 1.

    つける【付ける】

  • 2.

    うつ【打つ】。つける【付ける】

  • 3.

    かたにおす【型に押す】

他動詞として

  • 1.

    (묻히다) (かを)つける.

  • 2.

    (뾰족한 것으로) (ったものでかを)す.

  • 3.

    (도장을) (こなどを)す, く.

など、たくさんの意味があるみたい。

で「切る」なんだ?「打つ」もあるけど。



Kpediaでは「斧で打てば」、Google検索のAIによる概要では「切りつけて」になってて、納得。

絶対に「斧で」なんだよね。



今度は「다 韓国語 木を」で検索すると、

AIの回答↓


「木を叩き切る(伐採する)」という意味で「찍다」を使う場合、韓国語では나무를 찍어 베다(ナムルル チゴ ベダ)または単に「나무를 찍다」と言います。斧や重機などで木を振り下ろして切るニュアンスが強い表現です。

「で木を振り下ろして」じゃなくて、「を振り下ろして木を」が正しいと思うけど。AI、まだまだだね。



AIの解説が正しいとすると...


斧を当然のものとして省略

 ↓

動詞も簡略化

 ↓

ことわざなのでそういう意味として読み取る約束にした


という経緯があるものと推測される。

それを全部無視して、タイトルとして長くなりすぎないように文字どおり訳すと…


10回切って倒れない木はない


になると?


でも日本語の「木を10回切る」は「木を10本切る」か「木を10回切って細かくする」と言う意味にしかならないんだよねー。


日本のことわざにも似たようなのはあるけど、ドラマタイトルとしてはふさわしくないし…

「切りつけて」も刀やナイフのイメージが強いし…


でもやっぱり「10回切って」はヘンだー!

多分、ドラマの内容に沿ったまったく違うタイトルを新しく作ったほうが良かったんじゃないかなあ?なんか内容とタイトルが合ってない感じがぷんぷんする…