以前のブログでは【1食分あたり】で食物繊維の多い食べ物を紹介しました。
■1位~5位:
干し柿、ブロッコリー、里芋(煮っころがし)、枝豆(冷凍ものを解凍)、おから、
■6位~10位:
大豆(煮豆)、干しいちじく、花豆(煮豆)、落花生、アボカド
食物繊維には2種類あります。「水溶性」と「不溶性」ですね。
食べ物にはどちらも含まれていて、食べ物によって、水溶性が多かったり不溶性が多かったり。
効果もそれぞれ違って、生活習慣病の予防効果が高いのは「水溶性食物繊維」。
そこで今日は、
・水溶性食物繊維の効果
・水溶性食物繊維の多い食べ物(1食分あたり)
を紹介します。
水溶性食物繊維のおもな効果
・中性脂肪を減らす
・コレステロールを下げる
・血圧を下げる
・血糖値の上昇をおさえる
・免疫力を高める
・便秘を解消する
・ダイエット
水溶性食物繊維は体内で水に溶けてゼリー状に。
腸のなかをゆっくりと進みながら、いろんな効果を発揮してくれます。
中性脂肪やコレステロールをからめとって、体から排出してくれたり。
血糖値の上昇をおさえる細菌のエサになったり。
善玉菌のエサとなって腸内環境を整えて、免疫力を高めたり。
便に水分をあたえてやわらかくして、お通じをスムーズにして便秘を解消したり。
生活習慣病の予防と関係が深い効果をたくさん発揮してくれるのが水溶性食物繊維なのです。
水溶性の食物繊維の多い食べ物ランキング
水溶性食物繊維は「繊維質」のイメージとは違います。
サラサラ、ネバネバした食感の食べ物に多く含まれていて、海藻や果物に多く含まれる傾向があります。
では、水溶性食物繊維の多い食べ物ランキング。【1食分あたり】で多いものから紹介していきます。
※水溶性と不溶性を合計した食物繊維の量が「1日に6グラム不足している」ことを覚えておいてくださいね。
■1位:ひじき(煮物)
ひじきの煮物の小鉢(40g)に水溶性食物繊維2.07g。
※ 不溶性0.52g。
■2位:寒天(ゼリー状で食べられる状態のもの)
寒天(食べられる状態のもの)1皿(150g)に水溶性食物繊維1.80g
※ 不溶性0.45g。
■3位:里芋(煮っころがし)
里芋の煮っころがし1皿(さといも5個:210g)に水溶性食物繊維1.68g
※ 不溶性3.15g。
■4位:干しいちじく
干しいちじく40gに水溶性食物繊維1.36g
※ 不溶性2.92g。
※ 40gはトルコ産なら2個、イラン産なら7個。
■5位:とろろ昆布
とろろ昆布のお吸い物1杯(とろろ昆布は5g)に水溶性食物繊維1.13g
※ 不溶性0.28g。
■6位:大豆(煮豆)
大豆の煮豆の小鉢1皿(50g)に水溶性食物繊維1.10g
※ 不溶性3.20g。
■7位:いちじく
いちじく2個(約150g)に水溶性食物繊維1.07g
※ 不溶性1.84g。
■8位:もち麦(もち麦ごはん)
もち麦ごはんお茶碗1杯(150g)に水溶性食物繊維1.06g
※ 不溶性1.23g。
※ 基本の炊き方である、白米1合(150グラム)にもち麦1/3カップ(50グラム)を加えて炊いた場合の、お茶碗1杯分で算出。
■9位:木綿豆腐
一丁の半分(150g)に水溶性食物繊維1.05g
※ 不溶性0.45g。
■おなじく9位:絹ごし豆腐
一丁の半分(150g)に水溶性食物繊維1.05g
※ 不溶性0.45g。
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以上、トップ10を紹介しました。
水溶性食物繊維は海藻に多く含まれていますが、海藻の1食分は食べる量が少ないので、トップ10にはあまりランクインしませんでした。
わかめの1食分は、10g。
昆布の佃煮の1食分も、10g。
でもわずか10gの中に含まれる水溶性食物繊維は、
・わかめ・・・・0.63g
・昆布の佃煮・・0.52g
20g食べれば9位の豆腐を超えるので、海藻はぜひ取り入れてほしい食材です。
もち麦は白米に混ぜて炊くだけ。
朝晩とお茶碗1杯ずつで、水溶性食物繊維は2.1g。食物繊維合計なら4.6g。
1日の不足分6gの80%も補えるのです。
ナチュラルハーモニーの公式サイトの『健康コラム』では、【1食分】で75位まで、ランキングで紹介しています。
あなたが普段食べているものは上位に入っていますか?
水溶性食物繊維が不足していないか、チェックしてみてくださいね。
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