レコードレーベル図鑑 東芝オデオン編  | BEATLIFE!

BEATLIFE!

Beatles(ソロ含む)やBeach Boys、Queenといった洋楽を中心とした自分がが所有する洋楽のCD・レコード紹介や、楽曲についてなどを気ままに、時には深めに掘り下げたりします。ゆっくりしていってね!

手な訳で早速やっていこう。

 

オデオンレーベルが登場したのは1963年のこと。東芝音楽工業の洋楽は英EMI系列のレコードを主に発売していたが、英Columbiaレーベルは日本コロムビアが発売していた。しかし、1962年末に発売権が東芝に移行することとなり、それに伴い、英EMIのレーベルは全て東芝から発売されることになった。

 

 

東芝音楽工業は英EMI系列を発売する際、エンジェルレコードの名で発売していた。ポップス / クラシック関係なくである。英Columbiaの発売権が東芝に移ったが、「コロムビア、Columbia」の名称は引き続き日本コロムビアが保有しているのでそのままそっくり使用することは不可能であること。またEMIのポップスがいわゆるシャンソンだったため、そのイメージを払拭する必要があったのである。そこでEMIが擁するレーベルを調べた結果、ヨーロッパで仕様されているOdeonが日本でも採用されることになった。

ただし、ヨーロッパのOdeonのロゴは日本のイメージにはあまり似合わない。そのため、レーベルデザインは日本独自のレーベルが新規に作成されたのである。

こうして新規に設立されたオデオンレコードは東芝が音楽事業から撤退する2006年頃まで東芝EMIを代表する洋楽専門レーベルとしてレコードやCDを発売したのだった。

 

とこれが東芝オデオンの簡単な説明である。一部抜け漏れがあるかもしれないがお許しを、、、

 

次回から本格的に。