いよいよ、各社より発表がありました。主な変更点はこちら
です。
阪急電鉄に関しては、さほど目玉的な改正はなく、早朝及び深夜の
列車の増発や種別変更、そしてグループ会社である阪神電鉄の大きな
ダイヤ改正に合わせて連絡する今津線の時間帯見直し程度でした。
次に阪神電鉄ですが…いよいよ!3月20日に『阪神なんば線』が、
西九条~近鉄難波間で開業し、大阪のミナミ(難波・大阪ドーム方面)
へのアクセスが大幅に改善されます。
その開業に伴って、阪神三宮~近鉄奈良間を直通で結ぶ急行?も
登場します。もちろん、各駅停車も阪神尼崎~近鉄線内で直通運転
されます。
それと、もう一つビックリしたのが、直通特急の停車駅大増加です。
今まで黒抜きの赤文字の直通特急と黄色バックに青文字の直通特急
があり、違いは、東行きは神戸高速鉄道線内の大開(14年前に震災で
大陥没した駅)と西元町駅に停車するかしないかで、西行きは山陽
電鉄の滝の茶屋(東垂水駅とそっくりな駅)に停車するかしないか
だったと思います。
それが…なんと!!一部の直通特急(おそらく黄色バックの青文字)が
山陽須磨~阪神三宮までの間、各駅に停車します!!!
今まで姫路~梅田間の所要時間90分だったのが、またまた伸びます。
そして、各種別の停車駅も変更になるみたいです。
阪神電鉄線内では、特急が止まるけど快速急行が止まらない駅が
存在して、把握しづらいです。魚崎駅なんかは、六甲アイランドへの
連絡駅なんですが、特急は止まるけど快速急行は通過してたような…。
山陽電鉄に関しては、直通特急では阪神電鉄で紹介した変更点と、
さらに直通特急・特急が月見山駅に終日停車し、三菱重工高砂工場
への最寄『荒井』駅に停車する直通特急が増えるみたいです。
さらに、姫路市南東部に位置する白浜の宮駅に、朝夕の直通特急
が停車するみたいです。これは、パナソニック姫路工場の建設に
関連してでしょうか。
そして、不便な点というと、須磨・明石で行っていた普通列車の
待避が、直通特急・特急が通過する霞ヶ丘駅で行われるみたい
です。霞ヶ丘は、ある意味ニュータウン化されつつありますが、特急が
通過するから疑問にも思います。
そして…おまけに近鉄では、阪神なんば線の開通も関連してか、
阪神電鉄が乗り入れる難波や上本町の駅名の頭に『大阪』と
付きます。
その他、色々改正されますが、この改正も今後の関西圏の私鉄の
変化を見込んでのものでしょう。来年には播磨と奈良・伊勢が特急で
結ばれますしね。