それぞれ、関東と関西を代表する近郊型電車ですが、
関東人と関西人で、それぞれ意見が違ってるみたいです。
こちらは、小田原辺りから宇都宮辺りまでを営業範囲とする
E231系の何番台かは存じませんが、グリーン車を搭載した、
中距離間輸送を代表する電車です。
首都圏内を走行中は激混みらしいんですが、車内は明るくて
長椅子のいわゆる『ロングシート』と中距離移動に最適のロング
シートがミックスされ、中距離移動の快適さをもてなした、
別料金が必要ですが、二階建てグリーン車という車両も連結
された、自分にとって憧れの列車です。
そして最近では、この↑E233系という(画像は中央線専用ですが…)
最新型車両も、湘南新宿ラインや東海道線・宇都宮線で始めの
画像のE231系と同様の内装&グリーン車+各扉上に液晶案内板が
装備されてます。あの液晶は、本当に都会の電車って感じが凄くします。
東日本での新造近郊型車両は、JR・私鉄問わず標準装備されて
普及していってますからね。
山手線のE231系500番台の画像ですみません…。
っていうか、学生時代に一度乗ったっきりの山手線に、2年程前にその
学生の時以来に500系『のぞみ』で初めて一人で東京へ行って山手線を
目撃した時に全ての車両がE231系に変わっていたのを見て、本当に
凄い衝撃を受けましたね。
さすがは首都・東京…大動脈の列車も超ハイテクに進化してるって。
それ以来、ゆっきーぐらいにE231系500番台が好きになって
しまいました。
だから、大宮の鉄道博物館でE231系500番台グッズを初めて手に
してから今では甥っ子へのプレゼントにまでE231系500番台の玩具を
与えてます。
この電車は、前にブログでご紹介したように、デビューは関西国際
空港開港直前の阪和線で、その後1000番台が初めて『新快速』
という称号を背負って走り始めました。そして今では、バリアフリー
対応や、ちょっとした車内の改良、駆動装置の改良を行ない、
フロントマスクも微妙に変化した2000番台が主流となり、この度
40億円投資して新造し、2~3年後に実現する姫路~京都間の
新快速オール12両編成化に伴い増備する車両も、2000番台です。
関西では、223系をベースに数多くの車両がデビューし走ってます。
しかし新快速は、関西で一番乗車率が高い車両だと思います。
だけど、昭和の『オールクロス座席車両こそ新快速の歴史と売り』
みたいな先入観もあってか、通勤時間帯まで全ての新快速が、
この223系車両です。だから、通路は激狭で、通路に人が立つと、
座席に座った客の乗降車が大変です。だから、ラッシュ時は大半の
立ち客が乗降扉付近に集い、箱詰めになってしまいます。
そして、大荷物を抱えての乗車が大変ですね。空いてる時は
良いんですが混んでる時が難易です。
初代0番台は、『関空快速』としての活躍を見込んで、通路も大荷物を
持っても通りやすいように2×1シートにして広く取られてます。
そして、荷物の固定用ベルトも装備されてたような気が…。
あれだけ沢山の立ち客が乗車するんだから、もっとスペース的にも
改良してほしいものです。
さらには、『快速』とは違う『新快速』として停車駅が少なかったん
ですが、新たな路線の開通や人口増加等で、停車駅が増えました。
その分、乗客も増えたのが確かです。
今や223系なんて、関西の何処へ行っても乗れる車両。
昭和の『急行車両を特別料金不要で乗れるリッチな快速電車』なんて
謳い文句なんか、とっくの昔に無くなりましたね。