平成21年度より約40億円を投じて、あの223系2000番台を量産し、
JR西日本管轄内の『新快速』を12両編成化するようです。
確かに今まで自分も数多くの『新快速』を利用しましたが、
117系時代からすると大きく進化しました。
でも、昔は『新快速』と明石から快速になる『普通』とは
車両的にも全く別物(『新快速』は153系急行型車両で『普通』は
113系)でしたが、117系のデビューでは、153系の名残もあってか
2ドアでオールクロスシートでしたが、乗客の乗り降りを配慮して
3ドアの221系が登場、その後東海道・山陽本線の明石~高槻・
京都間快速の113系『普通』の置き換えとして、大量導入されました。
さらに、最近では色んな形式まで登場している223系をスピードアップ
目的で『新快速』として導入されたんですが、この223系も大量導入
されて東海道・山陽本線の殆どの明石~高槻・京都間快速の
『普通』にも導入されました。
確かに223系が来るのは少しは嬉しいんですが、あれだけ
当たり前のように走られると、国鉄時代の『新快速』という
風貌やプライドが失われた気がとても感じられて悲しいです。
『新快速』は英語表記では『Special Rapid Service』と
表記されます。『新』が付くのにあえて『New』ではありません。
それだけ特別な快速なんです。
だから、もっと別格なハイグレードな快速電車でいてほしいのが
自分のイメージです。
とも言いたかったんですが、『新快速』の歴史では、初代は1970年に
登場した横須賀色の113系だったみたいです。
『新快速』の歴史は意外に浅いけど、内容は面白いですよ。
岡山と兵庫の県境さえ過疎化しなければ、快速『Sunライナー』や
快速『マリンライナー』と合体して、グリーン車連結型の
『新快速』が走ってたかもしれませんね。
備前・播磨地域の新興住宅地・都市化は実現不可能だろうか…。