昨日、地元の加古川と岡山県吉井川で撮影したんですが、容量の
縮小が出来てないんで、取り急ぎ前にとった画像を使って…。
今日が本当の最後の定期運転です!!!しかも『こだま』としても最後。
高度経済成長期のシンボルとなった0系新幹線。
間もなく九州エリアの大動脈的な新幹線が開通し、近い将来北海道、
そして心の友『S氏』のいらっしゃる北陸にもネットワークが広がり、
鉄道業界としては世界にも誇られている、速さ・性能(安全)・快適さが
売りの新幹線。
その新幹線の基盤を造り、今まで日本の成長と共に走り夢を与えて
くれた0系新幹線が、いよいよ本日をもって定期運用から引退されます。
本当のラストランは12月13日の『さよなら0系ひかり』ですが、時間も
走る区間も停まる駅も限られるんで、沿線でじっくり見れるのは今日が
最後です。
時代の移り変わりと共に、0系新幹線そのものを知らない子供達も
きっといるんではないでしょうか?
特に東海道区間では、300系・700系・N700系・極まれに500系しか
走らなくなりカラーリングもJR西日本の世界に誇る500系以外は統一
されたものとなり、『300系・700系・N700系=東海道新幹線』という
イメージを生まれ持ってるはずです。
そんな東海道新幹線区間でも昔は、この0系で、しかも最長16両
編成で、今となっては珍しく電気と携わる知識があるからに違和感ある
『パンタグラフ』と呼ばれる集電装置が1両置きに付けられていました。
現在の車両では、700系や500系でも16両編成でありながらパンタ
グラフは2つ程しか見受けなかったと思われます。しかし、駆動モーター
は全車両に付いてるだとか。ある意味新幹線は繊細であって不思議な
乗り物ですね。
一つでもモーターの回転が微妙に遅れたら、その回転が遅れた
モーターは故障しちゃうんじゃなかろうか?とも思ってしまいます。
現存する0系は3分の1程度の長さの6両編成で、しかも最大3000両以上
あったんですが老朽化と共に廃車、今では18両ぐらいしか現存しません。
しかも走る区間は山陽新幹線 新大阪~博多間、JR博多南線 博多~
博多南間の営業のみです。
ちなみに明日から0系の定期運用は、リニューアル改造され、ある意味
衝撃的なショックを受けた500系にバトンタッチされます。
ギネス記録を持っている500系も、のぞみ⇒こだまへと降格し、さらには
近々東北新幹線に世界最速のギネス記録を更新され、そのうち
東海道区間からも撤収するんで、本当に残念でなりません。
東京へ行くときに、わざわざ500系を選んで新神戸で乗り換えて、
山手線・京浜東北線・東海道線沿線駅のお客さんからの視線を
浴びるのが良かっただけに(笑)。