社会人として活躍する為にいちばん重要となる『十代後半』の頃の

自分を、ふと思い返してみました。

223系新快速

その頃、やっぱり自動車より電車が好きで、電車の運転士を夢見て

工業高校の電気科へ進学して勉強してました。

特に、この223系と呼ばれる電車の運転士になりたい…と思ってました。

試し撮りした221系+223系

だけど、毎日の学校生活に嫌気が差し、勉強もなかなかする気になれず

自分の能力がその鉄道運輸業界のスタートラインに立てるレベルに

備わっておらず、面接どころか学校側より鉄道業界の就職試験を受ける

権利を与えてもらえませんでした。

結果、全くチラ見もする事無かった鉄鋼業界に父親の勧めで入りましたが

怪我したり色々あったけど、9年務めたところで職場の環境や操業に限界で

依願退職しました。


そして、『夢』ではないけど、学歴を生かせて一日一日の目標を達成させ

自分に出来る事だと思い、今は変電所の点検・保守メンテナンスをやってます。

播磨灘に面した姫路を拠点に、遠いところでは日本海側の但馬地方まで

行ったりもして、現場までの行き帰りはドライブみたいなものです。

教育もしっかりしていて、新人も安心して働ける環境になっています。


そんなこんなで今があるんですが、ぶっちゃけ一番大切な十代後半は、

本気で真剣に取り組む事が無かったように思います。

『アイドルになる為に…』だとか『レーサーになる為に…』だとかの夢に向けた

具体的なプランも立てずに、ただ学校に身を任せるままってな感じでした。

だから、今を思うと凄く後悔してます。

もっと馬鹿な事をしとくべきだった…。例えばヤンキーになったり、校則やぶって

アルバイトしたり…とか。


昔ヤンキーだった人達も今では凄く賢くなって、先生や政治家になった有名人も

いる。十代後半をいかに上手くプラン立てて成長するかによって、今後の社会人

としての自分が成功するか失敗するかが決まるようにも感じました。


だから、自動車が好きになり、レース関係の友達や知人を持つようになってから

「自分も16歳の頃からカート大会に出場すれば良かった…」だとか「レーサー

目指して色々勉強すれば良かった…」だとか「電気科じゃなくて機械科で自動車の

工学を習えばよかった…」だなんて思う事が多いです。


皆さんも人生悔いのないように、しっかりプラン立てて進んでくださいね。